童謡「シャボン玉」の作詞をした野口雨情には悲しい思い出がありました。
雨情の長女みどりさんは1908年に生まれてすぐ8日間でこの世を去っています。
また四女恒子さんも1924年に満二歳で急逝されました。
歌詞の中の「産まれてすぐに、こわれて消えた」は、こうした急逝した我が子に対する哀しみの気持ちを綴ったものだとされています。

シャボン玉飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えた
シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
産まれてすぐに
こわれて消えた
風、風、吹くな
シャボン玉飛ばそ