執筆者 西村 | 2023年11月01日 | カウンセリング, 雑記帳
世の中には天狗の様に鼻が高々となり、周りの人達の進言や忠告も聞かず「我が道を行く」人が時々いらっしゃいますが、こうした人は遠からず必ず高転びするようです。昔の人たちが言う「天狗の高転び」は実際にかなりの高確率で起きています。彗星のように成功を収め、有名人になった途端に後ろや脇からトラブルが起きて、あっという間に転落して行く人たちが後をたちません。天狗は一本下駄を履いているので、登りの時には飛ぶように上がれるのですが、下りになるとストップが効かなくなります。ですので一旦下り始めると、その勢いは登ってきた時以上に速いスピード転げ落ちていき...
執筆者 西村 | 2023年10月31日 | 雑記帳
一生懸命に努力して成功や幸福を得たとしても、それを批判する人は必ず現れてきます。それも、幸せになればなるほど、成功すればするほど、そうした批難批判する人達は増えて行きます。その時に、自分の心が弱くなっていると、そうした批判とかに負けてしまう人が、残念ですが一定数でて来てしまいます。せっかく富士山の八合目付近まで来たのに、頂上まで到達出来ず、来た道を引き返してしまう人達です。そうならない為には、自分自身で確固たる「信念」を待つ必要があると松下幸之助翁も仰っておりました。「自分の成功や幸福を求めて来たのは、何の為なのか?」「こうして自分が...
執筆者 西村 | 2023年10月30日 | カウンセリング
「有り難うと、たくさん言いなさい」と良く言われますが、その本当の意味をご存知でしょうか。心が悩みで一杯の時、悲しい出来事があって生きることが苦しくなった時、誰かを恨み嫉妬している時など、心の中が真っ暗になって心から「ありがとう」の言葉が言えなくなります。心の中がグシャグシャな時に「ありがとう」を言うと、自分の心の中の蝋燭に火が灯ります。もう一回「ありがとう」を言うと、もう一本の蝋燭に灯火がつきます。こうして「ありがとう」を何回か繰り返し言っていると、心の中の蠟燭で段々と明るくなります。だから「ありがとう」を何回も言うことが大切なのです...
執筆者 西村 | 2023年10月29日 | カウンセリング, 雑記帳
「道の人」(みちのひと)あまり聞いたことない言葉だと思います。調べると、専門家など「その道に秀でた人」のことを指したり、遊女のことを言ったりすると書いてあります。しかし、本当の意味は「怒りを良く制御できる人」のことを言うそうです。散歩していれば多くの人達とすれ違います。時にはトラブルになり、争い事に発展してしまうことも、ごく稀ではありますが無いことは無いでしょう。そうした時に「この人は、たまたま散歩で出会った人だから、目くじら立てて怒ることも無かろう」と思えば、怒りの感情もいくらか収まることでしょう。つまり「今はこうして何らかの理由で...
執筆者 西村 | 2023年10月28日 | 自分史
「この人は人物だなぁ」と言う人には、なかなか滅多にお目にかからないけれど、長く生きていると何人かは尊敬出来る人と巡り合うことが出来ます。私にも心から尊敬できる人が数人おりますが、その方々に共通していることがあります。それは「親を大切にしている」という事です。決してファザコン、マザコンであると言うことではなく、世間的に見てもどんなにどうしようもない親であっても、その子供たちが「親が立派に見えるように振る舞っている」と言った方が正確な表現かも知れません。と言うのも、子供達が立派になればなるほど「あの方の親御さんだから、さぞかし立派なのだろ...