執筆者 西村 | 2024年12月23日 | カウンセリング, 雑記帳
「差別はいけない」と、どんな国でも組織でも声高に叫ばれていますが、ある意味あまり言い過ぎると怖い面もあるのでは無いかと、私は思ってしまいます。と言うのも、肌の色の差別は行けないと過剰になるばかり「大学には何%かの有色人種を入れないといけない」と規定され、成績の良い人が入学出来ない事態が起きたりもしています。また会社の役員には何パーセントかの女性がいなければ行けない、となって慌てて女性を役職者にしたりする企業もあります。確かに性別や人種、肌の色や出自によってチャンスの不平等が起きるとなると、これは是正して行かなければならない問題だとは思...
執筆者 西村 | 2024年12月22日 | カウンセリング, 雑記帳
とある欧米からの旅行者が、ある国の田舎町に観光で訪れた時のお話です。旅行者は湖で漁を営む若者に話しかけました。「君は一日にどの位の時間、漁に出ているの?」「そうだなぁ。大体4時間くらいかな」「あとの時間は何しているの?」「家に帰って子供と遊んだり、奥さんと食事を楽しんだり、たまに一緒に釣りをしたり、夜は友人とお酒を飲んで踊りまくるのさ。」「そりゃあ、時間が勿体無いね。あと4時間働いて、魚をいっぱい取って売れば、大金持ちになれるのに。」「金持ちになってどうするのさ?」「会社を作って大きくして、株を売って、その儲けで昼間から奥さんとワイン...
執筆者 西村 | 2024年12月21日 | カウンセリング
いつもいつも情熱的な人はいないように、ある時は我武者羅に頑張りたい時もあれば、何もしたくない、誰とも話したくない時もあります。「私は輝いたことがありません。人生が楽しいと思ったことがありません。」と言う方が時々相談に来られますが、カウンセリングが終わった時には、明るい表情で帰られる方がほとんどです。別に特別な事をしている訳でもないのですが、強いて言えば弊社の理念である「目の前の人をどうやったら幸せに出来るのか」を実践しているだけです。「目の前の方が、どうすれば幸せになるかを全力で考え、言葉にする。」だけなのですが、これが意外と難しいの...
執筆者 西村 | 2024年12月20日 | カウンセリング
情報や知識量が増えてきたことで、現代人は脳で考えることが主流となって来ました。「物事を合理的に考えて行動や結論を出す」これが当たり前の様になり、これが上手に出来る人が「優秀な人」と思われがちです。でも本当に優秀な人は、こうした合理的な脳的思考と同時に「直感力」を使っております。「私、直感の人なんだよねー」と言う方をよく出逢いますが、そう言う方ですら50%は合理的判断の元に、直感と思う決断をしていることが研究結果から分かっています。しかし本当の直感とは、合理的判断から考えるとNGな事が多いのです。誰もが納得できる判断は合理的思考であり、...
執筆者 西村 | 2024年12月19日 | カウンセリング
私を含めて誰でもそうなのですが、人は「自分だけのものさし」で他人を評価します。それが良い時も、役立つ時もありますが、大抵は「色眼鏡」と同じように、その人をまともに観ていない場合が多いようです。例えば伴侶の不貞を疑う時に「妻はきっと不倫をしているはずだ」と疑う夫は、自分も不倫をしている確率が80%を超えると言う統計結果もある位「自分がしているから相手もしている」と考えてしまうそうです。従って自分が「あなたは〇〇してそうだ。」と言う人こそ〇〇している確率が80%以上あると言うことになります。ここに「他人を評価する時に、人は自分を物差しとし...