執筆者 西村 | 2024年07月23日 | 雑記帳
創業100年を超える企業の数は、日本が世界で一番多い事はご存知かと思います。東京商工リサーチによると、世界の50%(4万2,966社)が日本企業なのだそうです。さらに驚くことに「創業200年」を超える企業となると「65%が日本の企業」と言うことになるとのこと。それだけの長い期間会社組織を保持出来ると言う事は「よほど会社内部がしっかりしているのではないか」と思われがちですが、私は会社組織の長期存続の秘密は日本社会そのものにあると考えています。日本社会は「誠実であること」「他人の事を考える」「美を追求している」の3つが上げられます。言い換...
執筆者 西村 | 2024年07月22日 | 感謝の会
私達は今までの人生の中で、沢山の嫌な人に出会い、多くの愛すべき人達にも出逢って、こうして生きています。でも「あなたはどれだけの人を愛したでしょう?」「あなたはどれだけの人を憎んできたでしょう?」と訊かれたら、私は明確に答えられません。「多分憎んでいる人よりは愛している人の方が多い」と答えるかもしれません。それほど単純な話ではないかもしれませんが、愛した人の人数から憎んだ人の数を引いた時に、プラスであれば幸せな人生だった言えるのではないでしょうか。もしマイナスであったならば、これから愛する人を増やして行けば良いでしょう。愛した人の数が憎...
執筆者 西村 | 2024年07月21日 | 雑記帳
「縄文時代には文字が無かったから縄文文明と言えない」と学者達は言いますが、縄文文明であろうと無かろうと、その時には縄文人は確かに存在し、集団で生活をしていました。文字は「音声の表音記号」だと捉えれば、音楽に使われる音符と同じ様なものです。それぞれの音に、それぞれの文字が当てはまると言うことになり、その文字を見た時に同じ音声を発する事ができる約束事…その様に捉える事も可能でしょう。縄文時代にはペトログリフ(石に刻まれた文字)が多く存在しています。それを学者達は「異国の民が刻んだもの」若しくは「異国の民が刻んだ石を持ち込んだ」としておりま...
執筆者 西村 | 2024年07月20日 | 雑記帳
終戦記念日には鎮魂の祈りが日本中の各地で行われます。ただ単に亡くなった英霊達の成仏を祈るだけではなく、日本の永続的な繁栄を願う儀式でもあります。こうした先祖を敬う思考は、どんな国にも存在しています。ですので、他の国から「儀式を行うな」「参拝するな」と言うのは、内政不干渉の原則を持ち出すまでも無く、当たり前の権利であり義務でもあります。また、日本人の祈りの力は特異とされ、他国に恐れられてもいました。それ故に、戦後多くの国が日本の祈りの力を封じる為に、様々な内政干渉をしてきました。お陰で、現代日本人は祈りの力を軽んじる様になってしまいまし...
執筆者 西村 | 2024年07月19日 | カウンセリング
夏の暑い日に「熱中」と聞くと熱中症を思い出す方が殆どでしょうが、今日は熱中症の方ではなくて「熱中」・・・夢中になる事についてお話ししたいと思います。「熱中」と同義語に「夢中」と言う言葉がありますが、皆様はどちらがより集中している感じがしますか?「夢中」より「熱中」の方が、より真剣に取り組んでいる感じがすると言う方が多いかと思います。「夢中」はどちらかと言うと、好きなことにハマって時間を忘れて取り組んでいる子供のようなイメージが浮かびますが、「熱中」となると、全てをかなぐり捨てて全集中している炭治郎のような人をイメージする事でしょう。(...