執筆者 西村 | 2024年05月10日 | イベント, 感謝の会
終活コンサルタントの株式会社ORIOR(本社:静岡県静岡市、代表取締役:西村...
執筆者 西村 | 2024年05月09日 | カウンセリング
「苦難は幸福の門」と言う言葉を聞いたことがあるかも知れません。「苦難困難は一見すると嫌なことだと思われがちだが、それを乗り越えると自分が成長している事に気付き、より一層幸福になっている自分に気づく」と、この言葉を捉えても良いかも知れません。しかしながら短絡的な人は「それじゃあ苦難困難が来ないと幸せにはならないのか」と疑問に思うでしょう。若しくは「幸せになる為に、もっと苦難困難よ来い!」なんて思う人もいるかも知れません。でも苦難困難とは、その人の感情から来るものであって、その人には苦難に見える事でも、ある人には普通の事である場合もありま...
執筆者 西村 | 2024年05月08日 | 自分史, 雑記帳
「人事を尽くして天命を待つ」と言う言葉がありますが、現代の解釈では「やるだけの事はやって、あとはお任せしよう」的な感じで使われている様です。しかし本来の意味は「天命を知り、自らの努力を惜しまない」と言う意味であると、私は師匠から聞いております。もしそれが本当ならば、全く逆の意味になってしまいますね。「天命を全うする事が良い結果を生むのだから、結果を待つのではなく、天命を尽くすことに努力する事が何より大切だ」と師匠は言いたかったのだと私は解釈しております。そもそもここでも使われている「天命」とは何なのでしょう。以前も書いた事がありますが...
執筆者 西村 | 2024年05月07日 | カウンセリング
「戦う哲学者」の異名を持つ中島義道教授は「日本は注意喚起の放送が多すぎる」と憤っていらっしゃいます。私も時折「仰る通り!うるさ過ぎる」と思う時があります。電車やバスでは止まるごとに「お忘れ物が無いようにご注意下さい」とアナウンスが流れます。それはそれで親切なことなのですが、本当に大切な注意が、そうしたアナウンスでかき消されてしまう事もあるかもしれません。静かさの中の注意喚起については人は敏感になります。本当に危ない時に「気を付けて!」と、声を掛けられれば気を付ける事も出来ますが、雑然騒然とした中では大きな声でなければ、その注意もかき消...
執筆者 西村 | 2024年05月06日 | カウンセリング, 雑記帳
「雑草と言う植物はない」とは、植物をこよなく愛された昭和天皇の御言葉ですが、昭和天皇のお人柄が現れたとてもお優しい言葉だと思います。人間は勝手に米や麦など人間に役立つ草花以外は雑草と決めつけてしまいますが、彼らからすると失礼な話です。彼らも日々一生懸命に生きて、あるものは慎み深く可憐な花を咲かせ、あるものはフワフワと綿毛のような種を撒きます。人に対しても「自分に得になる人とならない人を分けている」ようでは、昭和天皇のような優しいお気持ちには決してなれません。仕事に関しても「雑用」と称して、その仕事を拒む新入社員や幹部達がいますが、これ...