自分の最期を考える②

自分の最期を考える②

昨日に引き続き、中村仁一先生のご著書「大往生したけりゃ医療とかかわるな」から、自分の死を考えるための具体的行動をご紹介致します。③別れの手紙、録音、録画を準備しましょう突然の別れに対しては、どうしても「ああすれば良かった」「こんなことしてあげとけば良かった」などの後悔と、故人と話がしたいと言う想いが出てきます。そんな時に、家族や親しい人達への想いを綴った手紙、録音、動画があれば、お世話になった皆に対してお話は出来ませんが、自分の想いをいくらかでも伝える事が可能です。手紙には手紙の良さがありますので捨てきれませんが、私は動画をお勧めして...
自分の最期を考える①

自分の最期を考える①

中村仁一先生がご著書「大往生したけりゃ医療にかかわるな」の中で書かれております「自分の死を考えるための具体的行動とは」の中から抜粋を、今日はご紹介したいと思います。①先ずは遺影を撮っておきましょう遺族が案外最初に困るのが、遺影用の写真の選択です。自分が気に入ったものを残しておけば、草葉の陰から見ていても安心です。②遺言をしたためておくましょう遺言には「自筆証書遺言」「公正証書遺言」「秘書証書遺言」の3種があります。遺言にもルールがあり、そのルールから逸脱すると無効になってしまうので、公正証書遺言を作るのが一番良いでしょう。遺産相続で、...
みんなが経営者

みんなが経営者

放漫経営をしている会社の社長が「みんなが経営者」「全従業員が経営者」と言い始めたら、会社の崩壊が始まると言われています。会社の最高責任者である社長が、責任を周りに投げ始める為、会社が傾いて行くのです。しかし、潰れる原因の部分を解決したり、乗り越えて、皆んなが「経営者マインド」を持って提案し、改善して行く場合もあります。トップは現場の細かい所までは知らないので、現場からの提案が上がらない限りは、めくら状態で分からないのです。ですから「経営者が、そこに居たら多分こう考えるだろう」と思い付けるような企業文化ができた場合は、会社が強くなると言...
一生懸命やれば知恵がでる

一生懸命やれば知恵がでる

武田信玄公の名言に「一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る」と言う言葉があります。人は一生懸命に物事に取り組もうと努力精進すると、思わぬところで智慧が生まれたりします。これは、古今東西の偉人賢人が良く言うことです。「知恵を絞りに絞って、もうこれ以上何も出ないと思った時に、ふとアイディアが浮かんできた」とエジソンも語っています。情熱が半端で「出来たら良いな」くらいの気持ちでやっていると、仕事でも勉強でも「なんでやらなきゃいけないの?」と愚痴も出てきます。任された仕事も「むりやり押し付けられた」と思ってや...
玩物喪志

玩物喪志

経営者の中にはゴルフが好きになり過ぎて、周りの人から「あそこの社長さん、週に3回も4回もゴルフ接待やっているけれど、会社は潰れないのかねぇ。」と、キャディーさん達に言われる様な社長さんも、皆様の周りに居たりしますよね。接待は大事ですし、それで交友関係が出来て、仕事がうまく行くこともあるでしょう。しかし、ゴルフがしたくて、本来の会社経営という様な志とか、会社を大きくするとか、従業員の家族の生活を守るとかいう事を忘れて、ゴルフにばかり熱中してきたら、もうこれは「玩物喪志」になります。玩物喪志(がんぶつそうし)とは、遊び道具や遊びに夢中にな...