執筆者 西村 | 2024年03月19日 | カウンセリング, 雑記帳
信用と信頼について調べると大まか次のような感じで書かれています。信用は今までの実績や経験に対して生まれて来るもの。信頼はその人自身の人格に対する評価で生まれて来るもの。言ってみれば「信用は人格に関係なく、信頼は人格に関係する」と言うことなのでしょう。銀行はその経営者の人格よりも、過去の実績などに対して評価をしてお金を貸してくれるけれど、他人はその人の実績や経験もさる事ながら、それ以上にその人の「人となり」を観て信頼していると言うことなのでしょう。そうなると教育段階論的には、まずは信用されるような実績を積むことが必要となるという事でしょ...
執筆者 西村 | 2024年03月18日 | カウンセリング
会社組織の中には様々な方がいらっしゃいます。バリバリ先頭に立って仕事をこなしていく人。気配り、目配りしながら組織の潤滑油的に動いていく人。先輩や上司から指示が来るまで待っている人。ただ指示を待っているだけの人は、やがて組織のお荷物になっていく人達でしょうが、「気配り、心配りが一番大切だ」と思っている人達も、やがては苦しい立場になって行く現状を私は沢山みて来ました。「仕事はあまり出来ないけれど気配りは上手」と言う方は、組織においてとても重要ではありますが、何十年もその立場から成長していないとなると、これはこれでお荷物になってしまう事もあ...
執筆者 西村 | 2024年03月17日 | カウンセリング
「事務仕事は苦手なんで…」と言う方がいらっしゃいますが、会社組織において最初はどうしても雑務的な仕事をどうしてもさせられる事が多いようです。交渉業務、判断業務をやりたいと思っても、一足飛びにはやらせて貰えません。何故なら、仕事の流れやルールが分からなければ、怖くて交渉も判断も任せる訳にはいかないからです。その基礎的勉強のために雑務や事務仕事をこなしていく必要があります。「今は雑務や事務仕事で自分は勉強をさせて貰っているんだ」と思えれば、近い将来自分の望む仕事に回してもらえる日もきっとくる事でしょう。そうした努力を周りの人達は観ていない...
執筆者 西村 | 2024年03月16日 | カウンセリング, 雑記帳
世の中には「この人の記憶力すごいなぁ!」と言うぐらい何でも覚えている方がおります。きっと頭が良いのだろうと思いますが、意外と本人たちは苦労している場合があります。とかく「記憶力の良さ=頭がいい」とされる現代では、勉強が出来る人が頭がいいと言われるようです。でも本当のところ、記憶力が良いだけでは出世は出来ないし、仕事が出来るようにはなりません。それ故に頭が良いと言われて来た彼らからすると、世間的な評価と自分自身に対する自信のギャップに悩んでしまいます。本当に頭のいい人と言うのは「相手の心が推測出来る人」だと私は思っております。その推測の...
執筆者 西村 | 2024年03月15日 | カウンセリング
ついつい他人の欠点には目がいってしまうものです。自分のことはさて置き他人を批評非難する事は、SNSの世界ばかりでなく日常何処でも行われています。かく言う私もそうかも知れませんが、それでもその人が特定されないように、ボヤかしながらお話ししております。笑私たちの目は自分の外側を見るような構造になっている為、他人の事はよく見えます。しかし自分自身の内側については中々見えていないのが現状です。だからこそ、人徳があると言われる方は、自分自身を見ようと瞑想などしております。また他人に対しても、その外見からくる憶測だけではなく、内面(心)を視ようと...