執筆者 西村 | 2024年03月04日 | お客さまの声
「外見や所作が美しければ、心も美しいのだろう」と思うのはきっと私だけではないでしょう。しかし、外見だけ取り繕って心の中は真っ黒という人も、残念ながら一定の割合でいる様です。国民的大俳優や人気歌手、著名人などにもこうした人達は紛れ込んでいます。「他人に対する印象は初対面の1秒」と言う言葉がある様に、私達は他人を一瞬で見極めるところがあるかと思います。勿論、その直観が正しい事もありますが、自分の心の中が整っていないと、その直観も怪しい場合が多々あります。やはり日頃から心の中の鏡を磨いておくことが「直観力」ではなくて「直感力」を高める事にな...
執筆者 西村 | 2024年03月03日 | 感謝の会, 自分史
世の中の物事は「原因→結果の因果の理法から逃れられない」という事を2,000年以上前にお釈迦様が説いて下さりました。しかし現代において、まだ結果を求め過ぎて「引き寄せの法則」などを使い、自分が意図する結果は得られたけれど、その後いろいろな事が起こり、苦労している人達が多いようです。原因があるからこその結果なので、大いなる結果を得たいのならば、大いなる努力精進をしなければならないのですが、精進を怠ってしまうのは人間の常ですね。私も努力を厭い、結果だけを求めてしまう人間の一人です。努力もしていないのに行幸的に得られた結果は、長続きしなかっ...
執筆者 西村 | 2024年03月02日 | 雑記帳
節分の時には家の中から追い出されてしまう鬼。悪役であったり、時には寂しがり屋であったりと、鬼の本当の姿はあまり知られていないようです。実際にいるかどうかは別としても、これだけ多くの伝承とかに現れている以上、何らかの存在に足る事実はあった事と考えられます。一つは「外国人説」赤鬼、青鬼、黒鬼、白鬼など皮膚の色が異なることから、日本に何らかの理由で渡って来た外国人ではないかという説。もう一つは「妖怪説、宇宙人説」昔話から登場する為、河童とかと同じ空想の妖怪であるという説。または他の星からやって来た宇宙人だとする説。これは、どちらにしても夢は...
執筆者 西村 | 2024年03月01日 | カウンセリング, 雑記帳
仙人と聞いて皆さんはどんな姿を想像しますか?多分、髭を生やした白髪の老人をイメージされるかと思います。これは絵本や映画の影響が強いからだと思われますが、もともとはインドのヨガ行者から中国に入り「霞を食べて生きている老人」のイメージが生まれたようです。日本では役小角が有名ですが、彼は超能力を持っていたと言われ、当時の朝廷に危ぶまれ命を落とす事になりました。基本、仙人は単独を好みます。世間から隔絶された世界で、自分だけを見つめ修行をします。ですので独りよがりで、社交的な事を嫌う人の事を「仙人のような人」と評するわけです。だからと言って仙人...
執筆者 西村 | 2024年02月29日 | 感謝の会, 自分史
政界、官界、学界、芸能界、ジャーナリズム界、教育界で活躍して有名になっていても、異性問題、金銭不正、脱法トラブルなどで中途挫折や晩節を汚す人達が多いのは何故でしょうか。「脇が甘い」と言って仕舞えばそれまでなのかも知れませんが、それだけではない彼らに共通しているものがある様な気がします。一つは「成長する事を止めてしまっている」ことではないかと思います。いわゆる謙虚さが無くなり「世界は自分中心に動いている。自分の鶴の一声で他人を幸せにも不幸にも出来る」と、のぼせ上ってしまっているのかも知れません。もう一つは「反省しない」と言うことです。物...