執筆者 西村 | 2024年06月03日 | 雑記帳
「かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂」皆様もご存知の吉田松蔭先生の句ですが、辞世の句の方が有名かも知れませんね。「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂」どちらにも大和魂が出て来ています。彼にとっての大和魂とは何を指すのか?ここについては、それぞれの人によって解釈が事なってきます。ある研究者は、そのままに捉えて「日本を敬う心のことだ」と言いますし、ある方は「松蔭自身の誇りだ」と言う方もおります。私はどちらでも構わないと思いますが、吉田松陰=大和魂と考える方がしっくりと来ます。つまり「吉田松蔭なる...