嫌われる勇気

嫌われる勇気

「嫌われる勇気」と言うアドラーの著者が一頃とても話題になりました。もちろん私も読ませていただきました。しかしながら「どこかしっくり来ない」そんな気がした事を今でも覚えております。名著とは思いますが「きっと誤解する人が出てくるだろうな」と思いました。案の定、著書の表面だけの言葉を捉えて「嫌われてもいいんだ」「自分の個性を伸ばすことが大切なんだ」と捉える風潮が広まった時期もありました。「世界に一つだけの花」と言う歌も流行りましたが、花はきっと他の花々を意識してはいないでしょう。ただ「自分は美しく花を咲かせよう」そんな思いで、見事に花を咲か...