発明学

発明学

実は私も特許を一つ持っております。エクステリアに関する器具ですが、特許を持っているからと言って儲かっている訳ではありませんが…松下幸之助さんが最初に発明したのは「二股ソケット」でした。その当時売られていた電球は、買って来てもすぐに切れてしまったりするので不便なところもあったようです。それに目をつけた松下さんは「親子電球のように、明るさが欲しい時には親電球を使い、それほどでもない時は小さな子電球を使う」2つ電球が付いたソケットを開発して、松下電気(パナソニック)を発展させました。発明学と言っても、「まったく無い状態から新しいモノを作り出...
自助努力

自助努力

西国立志編と言う書籍の名前はお聞きになったことがありますでしょうか?イギリスのサミュエル・スマイルズが1859年に発行した『自助論』です。これを幕末にイギリス留学した中村正直が翻訳し『西国立志編』とし発刊しました。当時は読み書きできる人が100万人程度いたと思われますが、100万部以上売れたと言うことですので、字が読める人はほぼ全員読んでいたのではないかと言われております。この書籍をキッカケに文明開花が成されたとも言われております。まさに自助努力の精神が新しい日本を創っていったのですね。...
感謝の気持ちは長生きの秘訣

感謝の気持ちは長生きの秘訣

このお話も知り合いのお医者様からお聞きしたお話です。「随分長い間医者をしているけれども、統計もとったことは無いけれど、入院が長い人って有り難うの言葉が言えない人が多いんだよね。逆にみんなに感謝できる人って、こちらが思っていた以上に回復が早くて、予定よりも早めに退院する人が多い気がする。」と仰ってました。このお話も10年ほど前の話ですので、今は統計がとられているかもしれませんが、それにしても不思議な感じがします。肉体の病気が「ありがとう」と言う感謝の気持ちで良くなることがある・・・裏を返せば「ありがとうが言える人は健康で長生きできる」っ...
未で生を知らず、焉くんぞ死を知らん

未で生を知らず、焉くんぞ死を知らん

論語に出てくる有名な孔子の言葉です。「いまだ生きると言うことの本当の意味を知らないのに、どうして死後の世界のことが分かろうか。死後の世界のことを考えているより、先ずは今のあなたの人生を正しなさい。それがあってからの死後なんですよ。今、全力を尽くせ。今、最善の生き方をしなさい。そうすれば死後の世界は後からついてきます」そんな意味だろうと私は解釈しております。終活も大切ですが、本当の終活をするならば「今生きているこの瞬間に、感謝すべき人には有り難うを言い、謝らなければならない人にはごめんなさいを言う。それこそが死への準備ではないですか?」...
人生のドア

人生のドア

若い頃には「自分にはこの道しかない。この仕事しかない。だから頑張る!」と言っていたのに、今やっている仕事は全然違う仕事と言う方は、私だけでは無いと思います。「人生の選択においては沢山の道へ続くドアがあるけれど、開けることができるドアはただ一つ。他のドアも開けたいけれども、同時には二つは開けない。一つのドアを閉めた時に、また別のドアを開けることができる。」と言う話を聞いたことが皆様もあるかもしれません。今振り返ってみると「本当にその通りだなぁ」とつくづく思います。あれもこれも試してみたい、挑戦してみたいと思うけれど、二兎も三兎も追えない...