長寿会社

長寿会社

創業100年を超える企業の数は、日本が世界で一番多い事はご存知かと思います。東京商工リサーチによると、世界の50%(4万2,966社)が日本企業なのだそうです。さらに驚くことに「創業200年」を超える企業となると「65%が日本の企業」と言うことになるとのこと。それだけの長い期間会社組織を保持出来ると言う事は「よほど会社内部がしっかりしているのではないか」と思われがちですが、私は会社組織の長期存続の秘密は日本社会そのものにあると考えています。日本社会は「誠実であること」「他人の事を考える」「美を追求している」の3つが上げられます。言い換...
祈り

祈り

終戦記念日には鎮魂の祈りが日本中の各地で行われます。ただ単に亡くなった英霊達の成仏を祈るだけではなく、日本の永続的な繁栄を願う儀式でもあります。こうした先祖を敬う思考は、どんな国にも存在しています。ですので、他の国から「儀式を行うな」「参拝するな」と言うのは、内政不干渉の原則を持ち出すまでも無く、当たり前の権利であり義務でもあります。また、日本人の祈りの力は特異とされ、他国に恐れられてもいました。それ故に、戦後多くの国が日本の祈りの力を封じる為に、様々な内政干渉をしてきました。お陰で、現代日本人は祈りの力を軽んじる様になってしまいまし...
初恋の相手

初恋の相手

第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンの初恋の相手はアン・ラトリッジと言われています。リンカーンと言えば、悪妻持ちで有名でもありますが、彼の初恋はとても純粋で、とても悲しいものだったとデール・カーネギーは著書「知られざるリンカーン」の中で綴っております。アンには婚約者が居たのですが、エイブラハムの事が好きになり、彼もアンに心を奪われて行きます。しかし彼女には婚約者がいるので、その愛を成就させることは叶いません。そうした悶々とした日々の中で、アンは当時流行っていたチフスに罹り、22才の若さで亡くなってしまいました。リンカーンの悲...
天才バカボン

天才バカボン

「天才バカボン」は漫画家の赤塚不二夫先生の代表作ですが、亡くなられた今でも世界中の子供達ばかりだけでなく、多くの大人達にも愛されています。バカボンのパパは定職にもつかず、バカボンとまだ小さな赤ちゃん(はじめちゃん)が居ながらも、好き勝手な事をしている破天荒なお父さんです。何があっても「これでいいのだ!」と肯定して生きています。漫画の世界と言って仕舞えばそれまでの話ですが、良きことも悪いことも、まとめて「これでいいのだ」と肯定出来るまでになるには、それこそバカになるか、悟りを開くしかないのかも知れません。そんな無茶苦茶なバカボンのパパの...
ひらめき

ひらめき

古今東西問わず「自分はなんて幸せなんだ」と思える人達は何故か「ひらめき」を大切にしています。「今日は、あの方にお逢いしなければならない気がするの!」と言って、伴侶を見つけた人たちを沢山見てきました。「この仕事はどんなに大変でも引き受けないといけない気がする!」そう言って、いただいた仕事をやりこなし大ヒットして、今や億万長者になったと言う成功者のお話を皆さんも聞いたことがあるでしょう。結局は幸せは、他人を介して運ばれて来ます。だからこそ、引き篭もっていては、幸せを運んできてくれる貴人とは出逢えません。「電話やメールで会話は出来るから引き...