エスカレーター

エスカレーター

登りのエスカレーターは自分が止まっていても上の階に自分を勝手に運んでくれます。少し前までは偏差値の高い学校を卒業さえすれば立派な会社や役所に入れましたが、今はそう簡単にはいかない、厳しい時代になっているようです。それどころか「登りのエスカレーターに乗ったと思ったら、下りのエスカレーターだった」なんて事もあるようです。小中高大学と必死に勉強してきて、ようやく人が羨む一流会社に就職出来たのに、しばらくしたら潰れてしまって今は無職。そんな先が分からない時代となってます。けれども下りのエスカレーターに乗ったとしても、一生懸命に逆方向に上り続け...
自惚れない

自惚れない

私も若い頃は(今もそうかもしれないと自省しております)他人様に認められたくて、褒めて貰いたくて、一生懸命に自慢しておりました。その結果どうなったかと言うと、誰にも相手にされなくなりました…自慢している人に対して、最初は誉めてあげますが、そのうち褒めると自分が損した気持ちになり、その人が来るだけで「また自慢話をするんだろうな」と思って避けてしまいますよね。自分がそうだから、他人様も当然そうなります。自慢すればするほど誉められなくなり、自慢しなくなればなるほど褒められる…そんな一見矛盾したような状態にある時、気が付きました。「唯我独尊の気...
忘れることは仕方がない

忘れることは仕方がない

私もそうですが、歳を取ってくればくるほど、物忘れは多くなってきます。これは仕方がないことだとは思うものの、少し怖いものも感じます。「病気になったから忘れる事が多くなったのかしら」とか考えてしまいます。しかし「忘れる」と言うこと自体は歳には関係がないと私は思っております。十代の頃でも「どんなに覚えようと必死になって覚えた英単語も次の日には忘れていた」とかはよくある話で、「本当にドラえもんの暗記パンが有ったらどれだけ助かったろう」と思ったことは何度もあります。要は「忘れることに恐怖するのではなく、忘れたらまた覚え直し、それでもまた忘れたら...
虎の威を借る狐

虎の威を借る狐

「虎の威を借る狐」「ウサギとカメ」「アリとキリギリス」など数百年も語り継がれて来た子供向けの処世訓ですが、これを忘れてしまった大人が実に多いようです。「地位や権力のある人をバックにして無理難題を迫ってくる上司やお客」「昔は優秀だと自慢しながら、今は全く努力せず、自分より能力が下だと思っていた人達に追い越される元官僚やエリート社員」「その日が楽しければいいじゃないかと、後先構わずお金を使い、不況になった時に困り果てる社長たち」あなたの周りにもこうした子供向けの処世訓を忘れてしまった大人達が必ず居るはずです。子供たちもそうした大人たちの言...
脚下照顧

脚下照顧

「足下を見ながらコツコツと努力する習慣」「時折自分を振り返って反省する習慣」「自分が他人にしてあげたことや自分があげた成果などは小さく見て、他の人がしてくれたことや他の人ごあげた成果は褒めてあげるような気持ち」を持っていることが、これからの時代は大切なのだとつくづく思うような歳に私もなりました。...