執筆者 西村 | 2023年08月30日 | カウンセリング, 感謝の会
世の中には、「優しさの罠」に引っかかってしまっている方も多いようです。例えば「自分だけ幸せになるのは良くないことではないのか」「周りの人が苦しんでいるのに自分だけこんなに幸福で良いのか」と考えてしまう優しい人がいらっしゃいます。「自分が幸福になると、その分誰かが不幸になる」そんな考え方をする人もいらっしゃいますが、それこそが「優しさの罠」にハマっている状態です。「自分の幸福の火を、他の人の蝋燭に移してあげて行く事も優しさ」と思えれば、蝋燭の火が他の蝋燭に移ったからと言って減らないように、幸福も減って行くことはありません。だから、もっと...
執筆者 西村 | 2023年08月29日 | カウンセリング, 雑記帳
不安と言うものにもプラスのものとマイナスのものがある様です。マイナスのものとしては、現在只今に対する不安と言うよりは、将来に対する漠然とした不安が大半を占めます。いわゆる取越苦労と言われる不安ですが、これはマイナス思考になりがちです。「あんなことが起きたら嫌だなあ」とか「病気や事故にあって死んでしまうんではないか」とか、99%起きる可能性がない事であっても、未来の事は分からないのでマイナス的な気持ちになってしまう事もあります。プラスの方としては、悪い事が起きないように「事前に創意工夫を凝らして対応しておく」など不安材料を梃子にして、プ...
執筆者 西村 | 2023年08月28日 | カウンセリング, 雑記帳
疑問と猜疑心は似ているところがありますが、その結果については正反対になる事が多いようです。疑問は「何故そうなるのだろう?どうしてこうなるのだろう?」と探究心や向上心の元になる場合が多いですが、猜疑心は、過去の騙された経験や辛い目に遭った出来事から自分を守る為に、疑う心が芽生え肥大して現れてしまいます。従って猜疑心にはネガティブな想いがあるので「他人を活かす思い」や「積極的になって行こう」と言う考えが生まれてきません。新しい人に出会っても、猜疑心があると自分を護る事しか考えないので、積極的な交流は心から出来ないので、折角の幸福チャンスも...
執筆者 西村 | 2023年08月24日 | カウンセリング
今ここ数十年間の中で、一番の占いブームが来ているそうです。前回は細木数子さんの六星占術の頃ですから、かれこれ40年近く経ちました。占い自体の歴史は古く、一説によると日本では縄文時代から続いているとされております。占いは12,000年ほど前から生き残っているのですから不思議です。何故、それ程までに占いは続いているのか?と言う疑問はありますが、端的に言うと「未来を知りたいから」と言うことに尽きるのではないでしょうか。しかし、現代ではそれだけではない様です。近未来を知るだけならば、現在ではAIを使えば、それなりの答えも貰える時代です。やはり...
執筆者 西村 | 2023年08月23日 | カウンセリング
占い師、鑑定師をしていると、自分の将来の展望についてのご質問を沢山うけます。「自分は今はこんな仕事をしているけれど、この仕事を続けてよいのか?進むべき方向性を教えてください。」と問われることが多々あります。そうした方々に私はいつも、こうお答えするようにしております。「あなた自身は、どうしたいのですか?どう生きたいのですか?どうなれば幸せと感じますか?」冷たい言い方になるかも知れませんが、結局のところ「あなたの人生はあなた自身のものだから、世界中の誰よりもあなたが一番知っているはず」なのです。「そんな事は分かっている。それでも分からない...