執筆者 西村 | 2024年02月14日 | カウンセリング
人は誰でも二面性を持っていると言われます。いわゆる「陰と陽」的な考え方ですが、そこに人間特有なゴマカシが入って来る場合があるので、そんなに「白と黒」のように単純に分けられないのが私達の「想い」です。心が落ち込んでいるのに明るく振る舞ったり、心は喜んでいるのに周りに遠慮してちょっと控えめにガッツポーズをとったり…でも一番良くないのは自分の心を誤魔化すこと。本当は差別主義なのに上辺を取り繕い、口だけは民主主義を装うような輩には気をつけなければいけません。その人の本質を掴むには、眼で見るだけでは足りません。心の目である「直感力」がどうしても...
執筆者 西村 | 2024年02月13日 | カウンセリング
よく「群れたがる」人達がいます。「〇〇同好会」とか「〇〇研究会」とかで仲間を増やして楽しんでいる分には良いのですが、その内に「あそこの〇〇の会は、うちらに比べてダメだよね」とか言い始めて、他の集まりを非難批評始めると、もうその集団は末期を迎えているのかも知れません。中には、そうした集まりに限界を感じて、そこから離れようとすると「あゝ辞めちゃうんだ。どうなっても知らないよ。後悔しないようにね。」なんて脅しめいた事を言ってくる団体もあります。こうなるとその組織は、かなり崩壊への道に向かっていると言わざるを得ません。「来るもの拒まず、去るも...
執筆者 西村 | 2024年02月12日 | お客さまの声
私達という存在は、ご先祖様がいらっしゃらなければこの世に居ない、ある意味奇跡に近い存在です。ご先祖様の誰か一人でも居なかったら、生まれてくる事が出来なかった私達なので血統はとても大切です。でも血統や家系ばかりを自慢して、自分自身を底上げして見せている様ではご先祖様が泣いてしまいます。先代よりも立派になってくれる可能性のあるからこそ、先代達は子供に教養や教育を与えます。あまり血の繋がり、血統ばかりを重視すると人は差別的になり、自分の気に入らない人たちやライバル達を血筋や身分で落とそうとする卑怯な人間に成り下がってしまいます。血統、血筋も...
執筆者 西村 | 2024年02月10日 | 自分史
人間だれでも他人の評価は気になるものです。かく言う私も、他人の評価に振り回された人生をついこの間まで送っておりました。しかし娘達も一人前となり巣立ってしまうと、何故か他人の評価に一喜一憂していた事が馬鹿らしくなりました。世の中には「正義や悪だと決めつけられるのが嫌だ。天賦の才能が全てに優先する」と言う考え方をする方もいらっしゃいます。そういう人にとっては本来、他人の評価は関係ない筈なのに、そう言う方ほど他人の評価を気にして「いいね」の数やフォロワーの数を気にするようです。本当に才能があると言う自信があるので有れば、他人の評価に左右され...
執筆者 西村 | 2024年02月08日 | カウンセリング, 雑記帳
「他人からどう見えるか」ばかり気にしすぎていると、人はいつの間にか「他人をどの様に操るか」を考えるようになっていくようです。多くの人は叱られれば反省して、二度と同じ過ちを繰り返さないように気をつけますが、中には反省したふりをして腹の中では舌を出し、一向に反省しない人達もいるようです。政治家や立場が偉くなった人達に、こうした人が多いと思うのは私だけでしょうか。本来ならば社会的立場が高くなればなるほど「自分を律して他人の模範になるような生き方をしよう」と思うのが真のリーダーとして当たり前のように思いますが「他人を操って、反省したように見え...