執筆者 西村 | 2023年12月03日 | お客さまの声, カウンセリング
「教養を高めなさい」と小さい頃に大人達に言われましたが、その頃は教養の意味がよく分かりませんでした。「勉強ができるようになる事」くらいにしか考えていませんでしたが、実は学校の勉強と教養とは似ているけれど違う事に、大人になって漸く気が付きました。勉強が出来ても品性が無い人は、教養があるように思えません。逆に品性がある人は、教養があるように感じます。と言うことは、本当の意味で「教養を高める」「教養を身に付ける」とは「品性を創る」事なのではないかと私は考えました。入学が難しい大学や高校に入ることが、イコール「教養を身に付ける事」にならないよ...
執筆者 西村 | 2023年12月02日 | カウンセリング
自分の才能の分限を知ると言うことは、辛いことではあるけれど大事なことです。己自身の能力の限界を知ると言うことは「頑張れば、なんでも出来る」と言う言葉に反して、消極的に聞こえるかもしれません。でも、人間一人で出来ることは知れています。自分一人では出来ないことでも、多くの人達の協力が有れば成し遂げられないことはないでしょう。それこそが「自分の分限を知る」事の重要性なのだと思います。自分一人のお山の大将となり「何でも自分は独りで出来るんだ」と言う人ほど、本当に一人では何も出来ないと言うことを知りません。逆に己自身の限界を知っている者は、周り...
執筆者 西村 | 2023年12月01日 | カウンセリング, 雑記帳
不修多羅(ふしだら)と読みますが、若い人ですと聞きなれない言葉かと思います。意味としては「品行方正でないさま。」言い換えてみれば「だらしがない。ケジメがない。ルールが守れない。」と言ったところでしょうか。ですので余り良い言葉では使われませんので、陰で「あの人ふしだらだね」と言われたら人間として低評価されたと言っても良いでしょう。しかしながら現代では「ふしだらな人」が増えているのも事実です。それは男女の関係ばかりでなく、会社とかの組織内においても言える事ではないでしょうか。あちこちにオベッカを使いゴマをする人。言っている事とやっている事...
執筆者 西村 | 2023年11月30日 | カウンセリング, 雑記帳
冥冥之志(めいめいのこころざし)「他人に知られる事なく、ただ黙々と努力精進して行く」最近ではSNSが当たり前のようになり「私はこんな努力をしています。だからこんな良い結果が出ました。」的な事柄が当たり前のように、誰でも表に出せるようになりました。しかし昔から「鳴物人は遠くへは行けない」と言う言葉があるように「こんな凄いことを僕はやってます。」「私はこんなに凄いのよ。」と自慢する人達は、心の底から求める夢は掴めないようです。何故なら夢の途中で、周りの人たちから多くの嫉妬心を受けて潰されてしまうからです。本当の夢、本当に成し遂げたい志があ...
執筆者 西村 | 2023年11月29日 | カウンセリング
私たちは良いことでも悪いことでも、それが習慣化すると、そこから抜け出すことが出来なくなります。早起き、読書、笑顔などの習慣は勿論よいことなので、止めることなど考えなくて良いのですが、酒やタバコ、麻薬など悪い習慣となると直ぐに止めなくては行けなくなります。しかしながら、悪い習慣ほど中毒性が高く、自分だけの力では止めることが難しくなるようです。と言うのも悪い習慣は「肉体に直接的に作用するもの」が多い為だと言われています。私たち人間と動物との違いは、その精神性の高さにあると言われています。その精神性が高い人間が、酒やタバコや麻薬など肉体的な...