親子のロマン

親子のロマン

温かい夫婦の間には素晴らしい子供達が育つのは当たり前ですが、愛情の流れ方は決して一方通行ではないとつくづく感じます。「子は親の鏡」と昔から言われていますが、親はいつの時代も「子供の中に自分の似姿」を見つけます。自分の良いところも嫌なところも、子供達の言動から発見してしまいます。でもそれは、子供達から親に対する「愛情表現」だと私は思うのです。子供達が「あなたの反省すべきところはココですよ」と教えてくれていると。だからこそ親子の縁は深くて、親は子供達に「自分達を超える人物になって欲しい」と願うのでしょう。そうして幾世代にも渡り、人々は大い...
ささやかな好意

ささやかな好意

自分もそうでが、長年連れ添った妻に「〇〇してくれて有り難う。」なんて言われると、照れると同時に妻が愛おしくなってしまう事があります。w周知の間柄こそ、こうした「ささやかな好意」が必要なのかも知れません。相談事の大半は、伴侶のことや両親兄弟のような身内に対する不満や愚痴が多かったりします。と言うのも「こうしてくれるのが当たり前なのに、そうしてくれなかったから許せない」「私は〇〇したのに、感謝の言葉一つもかけてくれない」とか、友人知人や仕事仲間なら普通にしている些細な言葉掛けを、身内にはしていなかったりする事が原因のような気がします。例え...
雰囲気

雰囲気

皆んな「幸福になる権利」を持っておりますが、同時に「幸福になる義務」もあると私は考えております。それではどうすれば幸福になれるのでしょうか。惨めな自己像をいくら持っていても、幸福にはなれませんので、積極的に自己イメージを輝かせる事が大切になります。じゃあ、どうすれば明るいイメージを作る事が出来るのでしょうか?先ずは、人生にアクセントを加えるという意味で、着ているものを普段身に付けない色モノに変えてみるとか、お化粧を変え高級レストランへ行ってみるなど、非日常的な雰囲気を作ってみることも効果があります。私は人前に立つ時は、普段しない明るい...
心の中の謝罪

心の中の謝罪

ずっと心の中に残っている想い出を振り返ってみた時に、とても辛くとても悲しい気持ちなるのは「謝りたいけれど謝罪する相手が亡くなってしまっている」場合ではないでしょうか。自分の祖父母や父母、叔父や叔母、友人や知人…あげればキリがないけれど「ごめんね」が伝えられなかった人達。もう、直接「ごめんなさい」は伝えることは出来ないけれど、心の中で「あの時は謝ることが出来なくてごめんなさい。私は本当に申し訳ないことをしました。許してください。」そう思うだけでも、その方達に謝罪の気持ちは伝わると私は思っております。本当の供養とは、亡くなった方達に対して...
病気

病気

生きている間に病気に罹った事がない人は、きっといない事でしょう。「病気になる」のはそれほど当たり前の事なのに、みなさん忌み嫌います。それは、病気で死んでしまう事もあるからでしょう。また病気になると、「痛いし苦しいし辛いから」と言うこともあるでしょう。しかし病気の種類も人それぞれ、年齢や場所によっても罹る病気が異なってきます。こうした事実見るにつけても「病気も運命の神様の仕業ではないか」と私は感じてしまいます。「働き過ぎだから少し休みなさい」「今まで健康の事に注意して来なかったから反省しなさい」「身近な人が病気になる事で、その方の存在の...