執筆者 西村 | 2022年10月22日 | 本当の終活
私の知り合いでラーメン屋さんを経営している方がおります。彼はお客様への挨拶をとても大切にしております。なぜなら彼には悲しい思い出があるからです。彼は中学3年生の時に、お父さんを交通事故で亡くしています。その交通事故があった日の朝、彼はお父さんと些細なことで口論してしまい、いつもなら欠かさず出かける時にお父さんに「いってらっしゃい!」と声を掛けるのに、怒っていたので声を掛けませんでした。いつもなら「ただいま!」と帰ってくるはずのお父さんは、その日以来帰って来ません・・・だから彼はお客様に、一期一会の思いで、お一人お一人に丁寧に挨拶するこ...
執筆者 西村 | 2022年10月21日 | 雑記帳
トーマス・カーライルの言葉ですが、ときどき「スケジュールがいっぱいであることを自慢する人」を見かけます。こういう人にはこの言葉を送りたいと思ってしまいます。そう言う私が「分刻み人間」だったからです。以前の私はとにかくじっとしていることや嫌で、多趣味な上に寂しがり屋なので常に隣に誰かがいてくれないと駄目な人間でした。でもこうした生活は突然終わりました。いや終了させられたと言ったほうが正確でしょう。仕事中に意識を失い救急車で運ばれたのです。病名は重度の十二指腸潰瘍と胃潰瘍。医者からは、お酒とタバコと大好きなコーヒー止めるように言われました...
執筆者 西村 | 2022年10月20日 | 本当の終活, 生前葬(感謝の会)
この世に思いを残し、旅立つよりも、「この世のことはこの世で決着をつけてあの世に旅立ちませんか?」という事で生前葬をお勧めしておりますが、中には「死は本来荘厳なもので、ビジネス化するものではない」と意見を仰る方もおります。私は「死」を軽んじたり、「尊いことではない」とは全く思っておりません。いえ、むしろ死は「人生の卒業式」であると思っているからこそ、その卒業式の前に「人生の謝恩会を行いませんか?」と言って「生前葬(感謝の会)」をお勧めしております。卒業式で仲の良い友人たちと別れることは辛い、けれども新しい経験と出逢いが待っているからこそ...
執筆者 西村 | 2022年10月19日 | お客さまの声, 生前葬(感謝の会)
誠に残念な事ではありますが、生前葬を開催した方よりも先に招待した方が先にお亡くなりになることもあります。「感謝の会にお呼びしていた時は私よりずっと元気だったのに突然無くなってしまうなんて・・・」という事も正直あります。「でも感謝の会でお話できて良かった。もし感謝の会をやってなければお話できなかったもの」そう彼女は仰ってました。感謝の会は主催者の方はもちろんですが、ご招待されて参加された方にとっても「感謝の会」なんです。...
執筆者 西村 | 2022年10月17日 | カウンセリング, 雑記帳
100%完璧な人がいないように、私のも多くの欠点があります。「臆病者」で「寂しがり屋」な上に「人見知り」がひどいです。初めて会う方とは緊張しますし、大勢がいる場所では気分がすぐれなくなります。でも、そんな自分を変えようとは思っていませんでした。ロバート・シュラー著「THE BE-HAPPY...