執筆者 西村 | 2024年10月29日 | 雑記帳
糸川英夫博士は、東大生産技術研究所でロケットの研究に従事し、1955(昭和30)年に日本初の固体燃料ロケット「ペンシルロケット」の発射実験に成功させました。1964(昭和39)年東大宇宙航空研究所に移り、各種ロケットの開発を行い「日本宇宙工学の父」と呼ばれた人物です。有名な科学者である糸川博士は、聖書の勉強会を開いていたことでも有名です。彼にとって科学と宗教は相反するものではなく融合するものであると考えていたようです。博士は宗教の必要性として以下の3つをあげておりました。一つは「目に見えない世界への知的好奇心と探究心」です。この好奇心...