執筆者 西村 | 2024年06月29日 | 雑記帳
細井平洲をご存知の方は中々いらっしゃらないかと思います。江戸中期に、危機的な財政状況である米沢藩を再建した上杉鷹山の師匠の御名前です。彼は「学思行相まって良となす」と言う言葉を鷹山に教えました。「書物を読み、話を聞いて学ぶだけではなく、自分で考え実践する事を始めて、本当の学びにせよ」と教えたのです。鷹山はその教え通りに、人々の意見に耳を傾け、質素倹約に努め、藩財政を立て直しました。その行動力と実践力を、第35代米国大統領ジョンFケネディは尊敬したのです。平洲は尾張藩の藩校「明倫堂」の督学として有名でもありますが「勇なるかな、勇なるかな...
執筆者 西村 | 2024年06月28日 | 雑記帳
1914年ヘンリー・フォードは車工場で働く人達に対して最低賃金を5ドルと定めました。当日日給2ドルがせいぜいであった工場における日給を2倍以上にしたのです。そのお陰で、T型フォードは計画通り増産ができ、市場に庶民が買える車が溢れました。この最低賃金制度は、その当時では画期的でしたので様々な良き結果をもたらしました。先ずは良質な人材を集めることが出来たので、工場における生産性が上がりました。その当時の計算で、一人当たり1日7ドル50セント以上の生産利益を挙げたと言われております。また優秀な人材を集めることが出来た為、工場における管理監督...
執筆者 西村 | 2024年06月27日 | 自分史
「未だ生まれてもいない卵のことを気にかけるな」と言う諺がありますが、人はどうしても結果が気になるものです。「これだけの努力をしたのだから、きっと良い結果が得られるはず」そう思って結果を期待して、自分が思った以上の結果が得られないと落ち込んでしまう…こんな経験は誰にでもあるかと思いますが、そもそも結果が自分が思っていた以上に良かったとしても、自分の成長にどれだけ役に立ったのかを考えてみると、「それほどでもなかったかも」と感じてしまうのは私だけでしょうか。「結果が悪ければ何処が悪かったのか反省し、結果が良ければ周りの人達に感謝する。」そん...
執筆者 西村 | 2024年06月26日 | 生前葬(感謝の会)
他人から何かしていただいたら「ありがとう」と感謝を込めて言葉にする。他人に嫌な事をしてしまったら「ごめんね」と素直に謝る。こんなに単純な事なのに、いつの間にか出来なくてなっている自分を発見します。親たちは、子供達に「ありがとうを言いなさい」と言うのに、自分は店員さんにすら「ありがとう。助かったよ。」が言えなくなっています。「こんな事しちゃダメでしょ!謝りなさい!」と子供達には言うくせに、プライドが邪魔して「ごめんなさい」が言えず疎遠になって、それっきりのお友達。ありがとうは感謝の言葉。ごめんねは反省の気持ち。感謝と反省は何歳になっても...
執筆者 西村 | 2024年06月25日 | 雑記帳
六芒星には色々な意味が込められているとされています。護符やユダヤの象徴、シリウスを指し示すなどスピリチュアルな世界へと繋がって行く事もあるようです。しかし六芒星は水を象徴する図形であると私は考えております。水は氷化すると六角形の美しい結晶を作ります❄︎その形は様々な所で湧き出た水でも形は異なり、環境が変わると同じ場所の水でも結晶が異なって来るそうです。江本勝先生の書かれた書籍「水は答えを知っている」には、多くの実験と水の美しい結晶写真が記載されています。それらの多くが美しい六角形を形作っています。古代の人達が水の結晶を見...