執筆者 西村 | 2023年09月30日 | 自分史
この世の中は自分の思い通りにならない事ばかりです。自分の思いに反した事もしなければならない時もあります。「私はあの場所へ行きたいのに皆んながあっちへ行こうと言うから付いて行く…」そんな事も多々あった事でしょう。「皆んなは笑っているけれど私は全然おもしろいと思わない」でも作り笑いをして、その場を誤魔化したりもしたことでしょう。作り笑いが悪いわけじゃない。でも段々と自分という人間が、自分でも分からなくなっていく様な気がして、それがとても不安になるから…耐えられない。自分の心に素直に生きるって簡単そうだけど、とても難しいです。素直に生きたが...
執筆者 西村 | 2023年09月28日 | カウンセリング, 自分史
子供を持つ親達は皆んな「自分の子供が無性に可愛いのが当たり前」と思っているかも知れませんが、そうでもないと私は思っております。こんなことを言うと「親として最低だな。親の資格もない。」と言われそうですが、現実として自分の子供であっても「可愛い時もあれば憎たらしい時もある」と言うのが本音だと思います。同じように子供達も自分の両親だからと言って、いつもいつも尊敬し頼り愛している訳ではないかと思います。親は子供が必ずしもいつも可愛いわけではないし、子供は親を必ずしもいつも頼りにしているわけでもない。そんな関係でも子供は独立心を持った大人に育ち...
執筆者 西村 | 2023年09月27日 | 自分史
今では死語になってしまった感がありますが…私は「鍵っ子」でした。両親とも別々の仕事で自営していたので、幼い頃はいつも一人で遊んでいました。その時の感情までは思い出せませんが、当時は寂しいとは思っていなかったような気がします。その気持ちは、弟が生まれ、彼が話が出来るようになるまで続いていたかと思います。弟と遊べるようになって初めて「一人で遊ぶのは寂しい」と言う感情が湧いてきた気がします。私達の面倒を見てくれたのは、近所のおばさんたちだったので、直接の親の密接な愛情は受けていなかったかも知れませんが、両親が自分達を大切に想ってくれているの...
執筆者 西村 | 2023年09月26日 | カウンセリング
皆さんは「悟り」と言う言葉を聞いた事があるかと思います。ただ「悟りとはなに?」と訊かれたら中々答えられない事でしょう。「悟り」とは「自己認識の変容」と言い換えれば、まだ少しは分かりやすいかと思います。「それでもよく分からん」と言う方もいらっしゃいますよね、きっと。平たく言うと「これが自分だと思っていた事が、正しい方向に変わっていくこと」だと私は捉えております。つまり、人間として成長していく事とイコールと理解していただければ「なんだ、そんなことか」と思っていただけるのではないでしょうか。従って、その悟りに人それぞれのレベルの違いはあれど...
執筆者 西村 | 2023年09月23日 | 自分史, 雑記帳
「醜いものが美しく見え、美しいものが醜く見えている間は、まだまだあなたは青春の何処かを彷徨っている」そんな詩がありましたが、情けない事に夜の街に繰り出せば、還暦になった私にさえ見えなくなってしまいます。(笑)心を隠す事が上手な人に掛かれば、大抵の人は簡単に騙されてしまいます。だからこそ、心素直に正直に生きている人の周りには、人が集まってくるのでしょう。何故なら「騙されないと分かっている」から、その人といると安心して、気持ちが楽になるから一緒にいたくなります。出来れば人生の早い段階で、審美眼を鍛えておけたのならば、その後訪れるであろう多...