経験

経験

透明なガラスの器の中に、一滴一滴きれいな水を落として行く…この水滴が人生における「経験」だと私は思っております。若い頃の器に溜まっている水は、まだ外から見ても殆ど色が無い綺麗な水だけに見えることでしょう。人によっては、歳を重ねる毎にその器の水が濁り、汚くなってしまう人もいるように見受けられます。しかし、このガラスの器は自分自身でも見る事が出来ないし、他人からも見えないので、自分の器の水が綺麗なのか、なかなか分かりません。それは経験も同じですね。その方がどんな人生を生きてきたのかは一見しても分からないように。「私は法に触れるようなことは...
たくさんの愛

たくさんの愛

昔は時々お金を拾った記憶があります。しかし、ここ何年はお金が落ちている事を見る事が少なくなったと感じているのは私だけでしょうか。「子供の頃のように下ばかり見ていないから」と言われればその通りなのですが、キャッシュレスの時代となり、お金自体がもしかしたら少なくなって来ているのかも知れません。「お金はグランドに転がっている」と昔の有名野球選手が言ってましたが、今も昔も変わらず、巷に落ちているのは「愛」なのかも知れないと、ふと思ってしまいました。w「今日はどんな人と出逢えるのだろう」「今日は素敵な言葉を伝えられるだろうか」「相手の方は喜んで...
親子のロマン

親子のロマン

温かい夫婦の間には素晴らしい子供達が育つのは当たり前ですが、愛情の流れ方は決して一方通行ではないとつくづく感じます。「子は親の鏡」と昔から言われていますが、親はいつの時代も「子供の中に自分の似姿」を見つけます。自分の良いところも嫌なところも、子供達の言動から発見してしまいます。でもそれは、子供達から親に対する「愛情表現」だと私は思うのです。子供達が「あなたの反省すべきところはココですよ」と教えてくれていると。だからこそ親子の縁は深くて、親は子供達に「自分達を超える人物になって欲しい」と願うのでしょう。そうして幾世代にも渡り、人々は大い...
悪人

悪人

「周りが皆んな悪人と思えるほどの悪人はいない」と言う言葉がありますが、多くの方のご相談を聞いていると「その通りだなぁ」と思う事が多々あります。そう言う人ほど「自分は悪くない。悪いのは相手だ。」と言って、その人の今までの所業や性格、親戚友人まで悪く言います。もちろん第三者から見ても、何度チャンスを与えても無駄にする様などうしようも無くダメな人もいますので、そう言う場合は縁を切ることをお勧めする場合もあります。しかし、それ以外の場合は、大抵は悪口を言っている方に問題があることが大半です。特に悪口を言い始めたら、その人の顔付きが変わる場合は...
太陽

太陽

どんな時であっても、太陽は東から昇り、西に沈みます。厚い雲に覆われて私たちの目には映らなくても、太陽は雲の後ろで輝いています。こうした太陽に対して、ご先祖様は太陽に両手を合わせ拝んでおりました。私の祖母も何かブツブツ言いながら、太陽に手を合わせておりました。ある時、祖母に「なんて言って太陽を拝んでいるの?」と聞いてみると「今日も天地の恵を感謝します。神様の慈悲の想いが、あまねく地上を照らしますように。皆んなが幸せになりますように。と言っているんだよ。」と言って、私の手を握りさすってくれました。その時の祖母の手の温もりと優しい笑顔は今も...