辞世の句

辞世の句

侍たちは、いつこの世を去るか分からないから辞世の句を用意していたと言います。侍ではないですが、私もそろそろそういう歳になったのかと実感してきました。wしかしなかなか考えが纏まらないですね…自分の人生を振り返って、短い句で表現するのは至難の業です。そう考えると昔のお侍さんは余程肝が据わっていたのでしょう。死を直前にして考えるどころか頭が真っ白になってしまいます。身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置きまし 大和魂  <吉田松陰>極楽も 地獄も先は...
執着

執着

どんなに健康な人も、どんなに財産や地位がある方でも、必ずいつかはこの世を去ります。大抵の人達は、その去る日が分からないから、永遠に生き続けるつもりで生きています。今日があって、明日もあると確信して生きています。しかし突然の身近な人の死によって「死」を想い出します。中には「死にたくない」と考え、様々な事にお金をかける方もいらっしゃいます。そう言う意味では執着の最たるものは「死にたくない」と言う悪あがきなのかも知れません。「じゃあ生に執着する事は悪い事なのか?」と言われそうですが、もし生への執着がない事が真理であるならば、自殺こそ「執着を...
沈黙

沈黙

「沈思黙考」という言葉がありますが、人は優秀になればなるほど、寡黙になって行くそうです。自分が喋るよりも他人の話に耳を傾けて、多くを語らず、心の中で深く考えて行動するようになれれば、きっと側から見てもダンディなオジサンに映るのでしょうね。私は程遠いですがw「内剛外柔」という言葉もありますが、やはり男性は「心のうちは自分に厳しく、外に現れる姿は優しい感じ」が理想なのかも知れませんね。...
自制心

自制心

最近では若い頃撮った写真が自分の知らないところで簡単に拡散されてしまう事があります。有名人なれば尚更な事、昔の友人知人とハッチャケていた頃の、さもない写真もお宝になってしまう事があるようです。本当に自分を大切に思うのであれば、またその人の事を本当に想うのであれば、若い頃の男女間の自制心は必要でしょうね。「自分は将来、他人の役にたつ立派な人間になるんだ!」と念う人ほど、若い頃は自分の欲望を自制しなければいけない気がします。...
離婚と再婚

離婚と再婚

カウンセリング等で沢山の方とお話していると離婚、再婚のことで悩んでいる方が一頃より多くなっている事に気付きます。特に再婚に関しては「前回の様に失敗したくない」「子供や家族のこともあるので踏み切れない」など悩みはより複雑になっております。しかし、私は特殊な方は別として、その方の「直感力を頼りに決断してみて下さい」とお伝えしております。色んなしがらみや、損得勘定を抜きにした「素のあなたの直感に従うべきだ」と思っております。但し、その直感が「自分の心境がどんな時に起きてきた直感なのか?」がとても大切になります。詳細は割愛しますが、その直感の...