信念

信念

世の中には、ちょっとやそっとの事では、へこたれない強い人がいるものです。そうした人達を観察していると分かることがあります。彼らには共通して「信念がある」という事です。彼らは信念、信条を基にして、言葉を発し、行動しています。だから他人の些細な言動では、心がビクともしません。逆に日和見的な人には信念、信条がありません。信念、信条がないから、他人に頼り、自分を無くして「日和見」になるのかも知れませんね。...
自分の欠点

自分の欠点

他人の欠点は、よく見えるし、誰でもよく分かります。しかしながら、自分の欠点は他人から注意されない限り、分かりにくいものだと言えます。「自分はいつも通り、接しただけ」「いつものように声をかけただけ」と言いながらも、他人を傷つけている場合も多々あります。このように言っている自分も、自分の言動で多くの方を傷つけてきたし、今も傷つけているかも知れない。そう思うと「引きこもってしまった方が良い」と言う気持ちも、分からなくもないですが、逃げてしまったら進歩も成長もありません。他人を言葉で傷つけてしまったら、心から本気の言葉で謝れば良い。自分の言動...
仕えた人

仕えた人

色々な方々を見てきて思うのは「よく人に仕えてきた人ほど、他人を使える事ができる」ようですね。人の気持ちは千差万別。到底、全ての人の気持ちを推し量ることなどできません。だからこそ、より多くの人に仕えたことがある人は、自分に指示命令する人の気持ちが仕えたことがない人よりも分かる、と言えるのではないでしょうか。仕えた人の気持ちが分かると、自分が他人の上に立った時に「ああ、こういう気持ちで他人に対して、指示命令をしていたんだな」と分かり、気を付けなければならない所は注意し、誉めなければならない所は賞賛する様になれるのではないでしょうか。...
吝嗇と惜福

吝嗇と惜福

吝嗇(りんしょく)とは、いわゆるケチな事を言います。惜福(せきふく)とは、福を惜しみ、無駄な使い方をしない事を言います。従って、吝嗇と惜福は大きく異なります。また吝嗇の人は顔つきが悪くなり、惜福の人は福相が現れて来ると言います。出来得れば顔は福相の方がいいですね。...