執筆者 西村 | 2024年01月07日 | カウンセリング
「ただただ平穏無事に人生を終える事が出来たならば、あなたは幸福か」と問われたならば、あなたはどう思われますか?「波瀾万丈の人生よりは何事もない平穏な方が幸せじゃない?」そう言う方もいらっしゃる事でしょう。平穏無事に生きる事が人生の目的だったとしたら「私は別に好き好んで生まれて来なくても良かったのではないか。」と思ってしまう方です。だってそれならば天国にいた方が、よっぽど過ごしやすかったのではないでしょうか?天国がどんな所かは分かりませんが、天国と言う以上は、きっと美しい所であり、嫌いな人と会うことも無く、気の合う人たちと楽しい会話を毎...
執筆者 西村 | 2024年01月06日 | お客さまの声, カウンセリング, 自分史
教育と言うと、学校教育や塾などを思い浮かべる方が多いかと思いますが、本当の意味で大切な教育は家庭内でなされる事が多いと言われております。いわゆる「家庭教育」と言う事ですが、現代においては、その家庭教育が一番なおざりにされている感が否めません。目上の人との会話の仕方(敬語の使い方)、感情の調整、言葉の選び方、生きていく上での作法、他の人の心の計り方…など、両親や家族から学ぶことは多々あったはずです。しかしながら、現在の家庭では核家族化が進み過ぎて、もはや父母と一度も目も合わさず、会話もしない一日が、何日も続いてしまう事すらあるようです。...
執筆者 西村 | 2024年01月03日 | お客さまの声, カウンセリング
聡明才弁(頭が良く回転し、弁が立つこと)は10、20代の若いうちに目指すべき姿ですが、30代になってきたら、磊落豪勇(らいらくごうゆう)を目指すべきと言われております。若いうちはミスをしない地頭を努力して創りますが、あまり行きすぎると自分のミスを怖がり、他人の失敗を疎む器の小さな人間になってしまいます。そうならない為にも、「たとえ失敗しても、自分に任せとけ。何とかなるさ」のような楽観主義的な性格が、人の上に立つリーダーとして求められてきます。従って、30代までにリーダーとしての成長を目指すのならば、聡明才弁から磊落豪勇へのステップアッ...
執筆者 西村 | 2024年01月02日 | お客さまの声, カウンセリング, 自分史
私たちの心は常に揺れ動いています。悲しい事が起きれば心が落ち込み、苦しい事が起きれば千々に乱れます。嬉しい事、喜ばしい事があれば、心が躍ります。心を乱し、怒りや不平不満をぶち撒けている人を見ると、嫌な気持ちになりますが、自分が同じような立場に立った時には周りは見えなくなってしまいます。洪水の中で揺れる木の葉舟のように、波の大きさに翻弄される事なく、悲しみは小さく捉え、喜びの時には有頂天にならない平常心が私達の人格を成長させてくれます。「いつでも平静でいたい。冷静に判断したい。いつも淡々と精進する自分でありたい。」そう思っていれば、そう...
執筆者 西村 | 2024年01月01日 | 自分史
皆様、あけましておめでとうございます。2024年も皆様にとって実り多き素晴らしい一年となりますよう心から祈念申し上げます。さて、人は安易な成功に満足しやいものです。「そんなに大成功を求めてはいないので、ちょうどこの位が私には分相応だ」確かに「足ることを知る」と言う事も大切ではありますが、一歩間違うと向上心の無い、覇気のない「この程度の人間だから仕方がない」そんな気持ちになってしまいます。本当はもっと頑張れない事は無いけれど「汗水流して必死に頑張っているのはカッコ悪い」そんな思いはありませんか?そんな気持ちに私も何度もなりましたし、それ...