なぜ今「生前葬」なのか

なぜ今「生前葬」なのか

近年日本では自殺者が後を絶たず、社会問題になっています。2023年度(令和4年度)の累計自殺者数は前年比で0.3%減少しているのですが、暫定値は21.818人と少なくありません(厚生労働省HP参照)。この問題は私自身も自殺をする人を目の当たりにするなど、他人事ではありませんでした。自殺者や生き辛いと感じる人が抱えている3つの問い「①人はなぜ生まれ ②何のために苦しみながらも生きて行き ③最期はどうなるか?」に自分で答えを探すことができるサービスとなっています。...
縁

人間ひとりでは生きていく事は出来ないので、どうしても多くの人達との出逢いと別れが発生します。その時に「ご縁」と言うものを感じ取る方が多いのではないでしょうか?「その人との出逢いがあったからこそ今の自分がある」とか「その人と出会わなければ運命が変わっていた」とか人との出逢いで人生が大きく変わる事が多々あります。結婚はその最たるものでしょう。「伴侶候補の方と縁があるかどうかは、イメージ出来るかどうかで分かる」と言われております。結婚式、新婚旅行、子供の誕生、子供の成長、子供の結婚、孫の誕生、二人だけのシニア生活、そして伴侶との別れ…何処ま...
赤い糸

赤い糸

「運命の赤い糸」をあなたは信じますか?カウンセリングをやっていると、この赤い糸を信じてしまう様な事に多々出会います。同じ誕生月、同じ街の出身、同じ趣味、好きなモノが一緒でとか、外国旅行中に何年かぶりに偶然出会ってなど…上げればキリがないですが、きっと愛のキューピッドはお互いが結び付く運命である事を何らかの方法で、一生懸命に教えてくれようとしている気がします。一番よく聞くのは「会った瞬間、この人と結婚する」そんな予感がしたと言うお話が多いですね。「そう思って結婚したけれど性格の不一致で離婚した」と言うこともあることはありますが、それでも...
決めつけ

決めつけ

結婚されている方で「今の伴侶でなければ自分はもっと幸せになれたのに…」と思っている方は、どれだけいらっしゃるでしょう。意外と多いのかも知れませんね。「今の家内でなかったら…」「今の夫でなかったら…」こう思っている方は50%、あるいは80%近くはいらっしゃるのではないかと言うアンケート結果もあるそうです。そう思ってはいけないと思いながらも「もし取り替える事ができたのであれば…」「いや、もっと早い段階で気がついていれば…」と思い続けて早30年…と言うこともあるのではないでしょうか。でも「自分の夫はこうあるべき」「妻はこうあって欲しい」と言...
地獄

地獄

最近は余り耳にしなくなりましたが、私はおばあちゃん子だったので「そんな事をしていると地獄に落ちて閻魔大王さまに舌を抜かれるよ」と良く言われたものです。そうしたおばあちゃんの言葉が自分を律する上で、とても役に立ったと私は思っています。芥川龍之介の「蜘蛛の糸」ではないですが、地獄に落ちる人は、なにも法律を犯した人達ばかりではなく、地位も名誉も財産も関係なく、ただこの世において「反省と感謝」が出来なかった人達が行っているとおばあちゃんは教えてくれました。だから彼女は「大人になっても、ありがとうとごめんねが言えないようならば、本当の意味で偉く...