私たちは文字通り「裸一貫」で生まれてきました。
御守りもパワーストーンも十字架も持って生まれて来てはいません。
神様からすると「身体以外に何も要らない」という事なのでしょう。
それから成長するについて、必要な食べ物、住む場所、衣服を身に付けていきます。
衣食住は身体を守る上で必要最小限であるから、無人島で独りで生きるとしても必要になります。
お金や車や地位や名誉は全てオマケです。
なくても生きていけるモノです。
オマケがあっても無くても、決められたゴールに向かって歩きしか道はありません。
「決められたゴール」は、どんな国に、どんな環境に産まれようと「死」というゴールに向かって歩いていくしかありません。
勿論、歩きながら進学、就職、結婚、子育てなどをしているうちに、ゴールを忘れる事もあるでしょう。
でも着実にゴールは近づいて来ています。
その事を思い至れば、私達にとって最も大切なものが、ゴールに向かっている間の「時間」である事が分かるはずです。
産まれてから死に行くまでの時間こそが、私達に与えられた神様からのプレゼントでもあるわけです。