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色んなところで「AI (Artificial...
お客様は神様?

お客様は神様?

「お客様は神様です」とは、演歌歌手の三波春夫さんが言い出した言葉です。その言葉が今では一人歩きして、「私はお客だから、〇〇するのは当たり前だろ!」みたいなカスタマーハラスメントになっている事が、よく見受けられます。しかし、彼が言った言葉の本心は「歌う時に私は、あたかも神前で祈る時のように雑念を払って、心をまっさらにしなければ芸をお見せすることは出来ないのです。演者にとってお客様を喜ばせる事は絶対条件です。だからお客様は絶対者、神様なのです。」と言う意味でいった言葉だったそうです。つまり、演者にとってはお客様は神様で、その神前に捧げる芸...
劣等感と優越感

劣等感と優越感

「自分の心を深く見つめて、劣等感などマイナスの部分を取り除いていく」と言う考え方は、広く言われていることでもあり、多くの人に当てはまる方法だと思います。しかし、この考え方の問題点は「自分のことしか考えていない」という点です。大抵、劣等感に悩んでいる人は、自分のことしか考えていなくて、他の人のことを考えることが出来ない状態の方が多いようです。劣等感との闘いに、時間を費やすことは無駄ではないかと思いますが、一生を費やすほど重要な課題でもありません。優越感というのも、実際には劣等感の裏返しである事が多いものです。「私はこんな事で悩んでいる。...
最善の選択

最善の選択

人は知らず知らずのうちに、毎日30〜300くらいの選択をしていると言われています。仕事をバリバリとこなしている人は、それ以上の選択を無意識にしている事でしょう。「その選択が正しいか間違っているか知りたい!」そうした願いは誰にでもあるので、易や占いが流行るのも分かる気がします。しかし、自ら行うべき選択をそうしたものに委ねてしまうと、その後もずっと頼りたくなるのが人間の常です。いわゆる「依存」が始まります。人の人格の高さや器の大きさは、「何を選択したか」に大きく関わっている気がします。魂の成長に役立つ選択を数多くしてきた人は、徳力もあり多...
爽やかな人

爽やかな人

温かい春の風が通り過ぎたような、爽やかな人が少なくなったと感じるのは私だけでしょうか。私の感覚が鈍って来たせいなのか「潔い人」「見返りを求めない人」「自分の命は使命そのものだと思っている」こうした方々が少なくなって来たような気がします。自分の失敗を一生懸命に取り繕い、上手な言い訳をする人達は、決して「潔い人」とは言えません。潔い人は、自分の失敗を認めて、次のステップに進もうとします。ギブアンドテイクの世界で生きていると、「貸し借り」を言いたくなり、「あの時の貸しを返して。」と見返りを求める人も見受けられます。病気をする前は、人前で立派...