執筆者 西村 | 2024年12月21日 | カウンセリング
いつもいつも情熱的な人はいないように、ある時は我武者羅に頑張りたい時もあれば、何もしたくない、誰とも話したくない時もあります。「私は輝いたことがありません。人生が楽しいと思ったことがありません。」と言う方が時々相談に来られますが、カウンセリングが終わった時には、明るい表情で帰られる方がほとんどです。別に特別な事をしている訳でもないのですが、強いて言えば弊社の理念である「目の前の人をどうやったら幸せに出来るのか」を実践しているだけです。「目の前の方が、どうすれば幸せになるかを全力で考え、言葉にする。」だけなのですが、これが意外と難しいの...
執筆者 西村 | 2024年12月20日 | カウンセリング
情報や知識量が増えてきたことで、現代人は脳で考えることが主流となって来ました。「物事を合理的に考えて行動や結論を出す」これが当たり前の様になり、これが上手に出来る人が「優秀な人」と思われがちです。でも本当に優秀な人は、こうした合理的な脳的思考と同時に「直感力」を使っております。「私、直感の人なんだよねー」と言う方をよく出逢いますが、そう言う方ですら50%は合理的判断の元に、直感と思う決断をしていることが研究結果から分かっています。しかし本当の直感とは、合理的判断から考えるとNGな事が多いのです。誰もが納得できる判断は合理的思考であり、...
執筆者 西村 | 2024年12月19日 | カウンセリング
私を含めて誰でもそうなのですが、人は「自分だけのものさし」で他人を評価します。それが良い時も、役立つ時もありますが、大抵は「色眼鏡」と同じように、その人をまともに観ていない場合が多いようです。例えば伴侶の不貞を疑う時に「妻はきっと不倫をしているはずだ」と疑う夫は、自分も不倫をしている確率が80%を超えると言う統計結果もある位「自分がしているから相手もしている」と考えてしまうそうです。従って自分が「あなたは〇〇してそうだ。」と言う人こそ〇〇している確率が80%以上あると言うことになります。ここに「他人を評価する時に、人は自分を物差しとし...
執筆者 西村 | 2024年12月18日 | 雑記帳
皆様は中村仁一先生をご存知でしょうか?中村先生は京都大学医学部を御卒業され、ご存命中は仏教会の協力で「病院法話」を毎月開催、1996年からは「自分の死を考える集い」主催されていました。中村先生は「往生したければ医療とかかわるな」と言う著書も出されております。その御著書の中で、医者に対する間違った見解をあげておられます。「医者は病気のことなら何でもわかる」「医者はプロだから自分に一番良い治療方法を教えてくれるはず」「大病院ほど信頼できる医者がたくさんいる」「外科の教授は手術がうまい」「マスコミに登場する医者は名医だ」「医学博士は腕がいい...
執筆者 西村 | 2024年12月17日 | 自分史
多くの方が「良い大学に入り、良い就職先に行くための手段としての学問」をやっていたかと思います。私自身もその様に考えていたし、それが当たり前のような時代でした。しかし今還暦も過ぎて永らく生きていると「手段としての学問は本当の意味で身に付いていないのではないか」と思えるのです。この世的な知識とテクニックで、暗記したりしながらマスター出来るような学問は、勉強していても喜びを感じません。しかし「自分が知りたいと思うことや、自分の心が欲するもの」を勉強すると、楽しさと共に喜びを感じます。「勉強そのものの中に力がある。楽しみがある。」と言うことを...