執筆者 西村 | 2025年08月31日 | 雑記帳
世の中で「真の成功者」と言われる人の共通点の一つとして、「人たらしである」ことが挙げられるかと思います。「『人たらし』ってどんな人のことを言うの?」と言うところですが、端的に言うと「チャンスをくれる人」だと私は思っています。「人たらし」という言い方だと分かりにくいかも知れませんが、とにかく人と会ったり、話したりしたら、相手をのめり込ませて行くような「相手を乗り気にさせるようなタイプの人」のことを、私は「人たらしだなあ」と思います。「才能がある」「姿形が美しい」「頭が良い」「金がある」「家柄が良い」人に惹かれがちですが、それだけでは「人...
執筆者 西村 | 2025年08月30日 | 雑記帳
心の三毒と聞いて、皆様は何をあげるでしょうか。嫉妬や妬み、人の不幸を願う心、卑怯な思い、人を傷つけて喜ぶ心…色々と考えつくかと思います。仏教では心の三毒と言うと「貪(とん)」「瞋(じん)・痴(ち)」を指します。貪とは貪欲とも言うように、飽くなき欲望のことを言います。「あれも欲しい、これも欲しい」と、まるで餓鬼のように、物や肩書き、お金に執着するさまです。瞋とは「怒り」のことです。瞬間湯沸かし器のように、ちょっとでも気に触ることを言うと怒り出す人、あなたの周りにも数人いらっしゃるのではないでしょうか。こう言う人たちは、本能で生きている動...
執筆者 西村 | 2025年08月29日 | カウンセリング
「相手のことが好きになると、遠慮なくズカズカと入り込んで行く」タイプの人は、人間関係で躓くことが多いようです。こうした方は、最初のうちは、犬が尻尾を振るように寄って来るので、憎めない感じで親しみ易く、お付き合いもし易いのですが、嫌いになったり、嫌われている事を知ると、とたんに天と地が逆転したかのように去って行きます。いわゆる「オールオアナッシング」の人で、「全か無か」の人であるのでしょう。こうした人は、他人を好きか嫌いかで判断するので、人間関係が広がりません。仲良くなっても、暫くすると喧嘩別れするような、そんな事を繰り返している方が、...
執筆者 西村 | 2025年08月28日 | カウンセリング
今日のテーマを見て「仕事に正しいも、間違いもあるものか!」と思われた方もいらっしゃるでしょう。「職業に貴賎なし」と昔から言うように、「どんな職業にも、あの仕事は尊いが、あの仕事は下々の人達がやる事、と言うような職業差別はない。」と私も考えます。「職業に貴賎なし」と言う言葉は、江戸時代に石田梅岩が、士農工商という身分制度の中で、商人の立場を擁護するために用いた言葉が広まったと言われています。当時の身分制度では、商人は士農工商の最下層に位置づけられていましたが、石田梅岩は「職業に貴賎はない」と主張し、職業によって人の価値が決まるわけではな...
執筆者 西村 | 2025年08月27日 | カウンセリング
通常は考えると言う意味での「おもい」と言うと「思い」や「想い」を想像しますが、「念い」と言う字を当てる場合もあります。この「念い」こそが「引き寄せの法則」における「思念の創造力」となります。大概の人は、自分の夢や希望や願い事があったとしても、1年、3年、5年と経って行くと、それらが達成出来ないと思い、諦めてしまいます。こうした方々の多くは、意外に思うかも知れませんが、大抵「自分が非凡だと思っている」方が多いと言われています。と言うのも、自分が頭が良いとか、能力があると、潜在意識の中で思っているので「これが出来なくても、他に出来るものが...