依存

依存

世の中には他人に対して依存させることでお金儲けをしているビジネスが案外と多いようです。依存させることは別に悪い事ではないかもしれませんが、例えば、占い師、霊能力者と言われる人達は「〇〇しなければ、✖️✖️になりますよ。」と脅すようにして、人生の問題について自分で決断させる事を辞めさせ、依存させたりします。自分で物事の決断をしなくなると、相談者はそうした輩に心ならずも依存するようになってきます。何を決めるにも占い師に頼ったりするようになり、占い師もそれで儲けようとします。 これでは...
優越感

優越感

この投稿が出る時には幾らか状況が良くなっていると良いのですが、今は米が市場に出回りにくくなっています。買い占めることが出来る人たちは、自分達が食べていける何倍もの米を備蓄している様です。今回のように何かが不足した時には必ずそうした輩が現れて来ます。これは優越感から来ていると言われております。「皆んなは、無い無いと困っているようだけれど、私はこんなに持っている。羨ましいでしょう。」こんな気持ちは、まさに現代の資本主義の象徴と言えるのかもしれません。「あの人よりも沢山ものを持っている。」「あの人よりも高価で美しい物を持っている。」こうした...
ベルリンの壁

ベルリンの壁

「ベルリンの壁」と言っても、若い方は歴史的な出来事としか捉えられないかもしれません。ベルリンの壁は、東西冷戦の象徴として知られていました。壁が崩壊した翌年、東西ドイツは統一され、1991年にはソ連が崩壊して独立国家共同体が誕生しました。1961年に建設され、1989年に崩壊したベルリンの壁は、一見すると平和の象徴の様に捉えられていますが、東ドイツに住んでいた人にとっては複雑だったようです。東ドイツは西ドイツに比べると貧しい経済状況で暮らしも質素でした。ところが壁の崩壊後、西ドイツ側からの豊かな物資と生活様式が流れ込み、元東ドイツの国民...
侍

侍とは、もともと聖者を守る為の御役目に従事する者たちの尊称でした。それがいつの間にか武士と同じ様な扱いになってしまいましたが、武士と侍には大きな違いがあります。「武士は戦う士」であり、戦いに大きく重向きをおいています。しかし侍は「護ること」に、その礎があり、護るべき者を護るためには戦わないこともあります。一般的に、昔は武士には成れても、侍にはなかなか成ることが出来ませんでした。何故なら侍になるには精神性の高さ、守護に対する一種の悟りが必要だったからです。この守護の悟りは、一長一短に創り上げられらるものではなくて、長い間の心の鍛錬が必要...
格率

格率

格率(かくりつ)=「皆んながして良いと思われる道徳的な事柄を行うこと」つまりは「皆んなが、その行為を行う事で世の中がおかしくなるのならば、それはやってはいけない事。皆んなが真似たとしても、世の中が良くなるのならばそれは間違ってはいない。」言ってみれば、世間に広まって世の中が悪くならないならば、それは格率と言えると言うわけです。例えばあなたがどんなにお酒好きだからと言って、朝から晩まで飲む行為を、世界中の人達が同じ様にやり始めたら、それは善になるのか?悪になるのか?考えれば分かりますよね。と言うことは、「酒は場所と飲む量を考えれば許され...