智慧は人生の目的

智慧は人生の目的

人生において、人それぞれに様々な目的があるかと思いますが、多くの方に共通する目的として、私は「智慧の獲得」をあげたいと思います。それでは「智慧とは何か?」と問われたら、私は仏教で言う「悟り」若しくは「真理」と答えるでしょう。だからと言って、難しく考え過ぎることはないかと思います。例えば、これまであなた自身が得た知識と経験を材料にして、人格を練磨して得た「考え方」や「教え」が「智慧」だと私は思っています。だからこそ、この智慧はどなたにお伝えしても、ためになる教えにもなるし、人生においての参考書にもなり得ます。文殊菩薩は右手に剣、左手に経...
美人の定義

美人の定義

「どんな人を美人と言うの?」と娘に聞かれた事があります。その時、娘は10歳だったので、難しい事を言っても分からないかと思い「自分の良いところを自分で知っていて、それをセンスで表現している人のことだよ。」と教えてあげました。娘は、分かったような分からないような複雑な顔をして「ふ〜ん、わかったかも。」と言ってました。正直言って美人かどうかなんて、誰かが決めるものでも無いし、投票して票が多い人が美人で、少ない人がそうじゃないとも言えないので、本当に主観的な評価だと思います。ただ感相学的に言うと(今回は顔だけにスポットを当てますが)「均一性と...
陰口、悪口を言われた場合

陰口、悪口を言われた場合

組織の中で、自己顕示欲が強くなっていると、周りの人達から悪口や陰口を言われるようになります。この感情にはある種の「嫉妬心」が含まれる場合が多いのですが、その悪口に正当性がある場合もあります。例えば、仕事もできないのに、上司のご機嫌ばかり取って出世した人に対しての陰口は当たっているかも知れません。しかし、その人が上司ばかりではなく、同僚や部下達に対しても、しっかり褒めていたら如何でしょうか。「あの人はちゃんと皆んなを見て評価できる人」となり、陰口や悪口に正当性が無くなる感じがしてきます。陰口や悪口は、それ自体良いことではありませんが、自...
心と身体の関係

心と身体の関係

人を好きになって「胸が熱くなって鼓動が激しくなった」と言う経験は、皆様もあるかと思います。(笑)これは「愛」と言う感情が、心臓とリンクしているからです。自分の事を深く見つめたり、反省する時には、お腹の辺り丹田(みぞおち辺り)で考えている事が多いと言われています。「考えているんだから頭だろ。」と言われそうですが、瞑想やヨガなどで「丹田のところまで意識を降ろしなさい。」などと言われるのは、人は理性的、知性的に考えようとすると、頭(後頭部や脳の側頭葉に辺り)が活発になるので「感性や悟性で感情をコントロールする時にはお腹辺りで想った方が良い。...
専門知識を得たい時

専門知識を得たい時

人生においては「どうしても、この分野の知識が必要。」となる時があります。「でも今までの自分には未知の領域で、何から手をつけたら良いのか分からない。」という事が良くあります。そうした場合には「その分野に関する書籍を、100冊読むことを目標にすれば良い。」と言われています。例えば、政治に関する事を勉強しなければならなくなったなら、図書館でも通い、とにかく政治に関する本を読みまくります。すると50冊あたりから政治評論家達が言っている事が、正しいか正しくないかくらいは何となく分かって来ます。80冊を超えた辺りから、政治についてある程度人に語る...