執筆者 西村 | 2025年08月09日 | カウンセリング
「自分は非凡だ。才能がある。」と思っている人は、謙虚にもなれないし、感謝も出来ません。しかし、努力を重ね、平凡な澱みから這い上がってきた人は、他人に対して無関心でいられません。機会があれば、「今、平凡の澱みで苦しんでいる人を助けたい。」と常々思っています。こうした人達が貴人であり、努力精進する人達を助けてくれる救世主となります。この貴人と出会う為には、コツが必要です。先ずは「夢や希望を持って、自分の使命を生きようと、真剣に努力していること」が大切です。「どこかで良い人と出会えたらなぁ」とか「棚ぼたで良いことが起きないかなぁ」と思ってい...
執筆者 西村 | 2025年08月08日 | 雑記帳
欠点や弱点は誰にでもあるものですが、そこを直そうと努力するよりは「長所を伸ばした方が良い」と言う言葉を、皆様も聞いたことがあるかと思います。これは実際の著名人たちも、意識的にやったり、無意識でそうなっている場合もあります。例えば、米国のケネディー大統領はハーバード大学の卒業生ですが、入学の際は成績があまり良くなくて、面接で何とかギリギリ入れたそうです。彼は勉強の成績はイマイチでしたが、高校でのリーダーシップと、何とも言えない人間的魅力を面接官が感じたようで、合格出来たのです。また彼は右脚左脚の長さが少し違っていたため、脚を引き摺ってし...
執筆者 西村 | 2025年08月07日 | 雑記帳
宮本武蔵は剣豪と知られるので、多くの方がその名前をご存知かと思いますが、彼は柳生新陰流の様な剣の流派は創りませんでした。宮本武蔵は人格者としての一面も持っていたとされますが、弟子を持たず一代で、彼の剣の道は終わりました。何故彼はそれだけの剣の力を持ちながらも、流派を創れなかったのでしょうか。彼には調整能力、すなわちコーディネート能力が欠けていたからだとされています。会社の中でも「仕事は出来るけれど、一匹狼的な人」は何人かいたりします。こうした人は、組織的に物事をこなすよりも、自分で動いて、自分の中だけで完結させる仕事が好きなタイプの方...
執筆者 西村 | 2025年08月06日 | カウンセリング
私達は、赤ちゃんの時からずっと、失敗をしては学び、また失敗をして反省しながら生きています。世の中に「私は一度も失敗やミスした事がない。」という人がいたら、その人は嘘つきであるか、自分の事が全然分かっていない人であるかの、どちらかでしょう。または、よほど鈍感で自分の失敗やミスを認める事が出来ない人なのでしょう。誰でも失敗やミスは嫌なものです。早く忘れてしまいたいものでもあります。しかしながら、失敗を多くした人ほど、他人の失敗に対しては寛容になれる筈です。だって自分も失敗だらけの人生を歩んで来たから、彼らの失敗に対しても大いなる許しの目で...
執筆者 西村 | 2025年08月05日 | カウンセリング
仕事のことで悩んでいる方の80%以上は、結局のところ「仕事場での人間関係」のことで悩んでいます。「上司が独断偏見で、全く人の意見を聞かない」とか「周りの人に嫌われている感じがして、何か行事があっても自分だけ誘われない」など、仕事内容とは違う面で、悩みを抱えている方が多いようです。まず大切なことは、学歴とコミュニケーション能力とは比例しないという事を、理解しておかないといけないようです。「あいつは良い大学を出たから、きっと良い仕事をするだろう」という先入観は、その人にプレッシャーを与えるだけでなく、自分に対しても「なんで一生懸命勉強して...