マスコミの本質

マスコミの本質

日本のマスコミには右翼、左翼、保守、革新があるように感じるかも知れませんが、本当のところは保守しかないようです。それが証拠に、テレビでも新聞でも、どこを見ても同じような論調で語ったり、書いたりしています。きっと「正邪の区別」がつけられないのでしょう。いや寧ろ、正邪が分からないから、とにかく弾を打ってみるという感じなのかも知れません。「今のぼり調子のあの人が、こんな事をしました。こんな事をして許されるのでしょうか?」の論調で弾を打ち、その人の対応を見る感じなのでしょう。そのまま弾が当たって致命傷になって消えていく人もいれば、かすり傷程度...
一元管理

一元管理

大抵の先進国と言われる国では、大きな政府による一元管理を行おうと躍起になっています。私達の住む日本国も例外ではなく、マイナンバー制度を始めてして、国民を政府の管理下に置こうと一生懸命です。しかし、この一元管理は必ず失敗する事でしょう。何故なら過去の歴史がそれを証明しているからです。1700年代のイギリスで「国富論」を唱えたアダム・スミスの「レッセフェール」(なすに任せよと言うフランス語)と言う言葉に従い「自由放任経済」を採用した側が勝ち、マルクスの言うように理論と理性で経済をコントロールしようとした側が負けました。賢い人達が、社会主義...
大人になれない大人

大人になれない大人

私の知り合いにもいましたが、家に遊びに行くと「お爺さんが〇〇大学で首席だった」とか「帝国軍でとても偉い人だった」とか「お母さんが美人でミス〇〇だった」など自慢話を聞かされたことがありました。中には「明治時代には、この辺の土地を全て持っていた」とか「どこそこの神社仏閣に多額の寄付をした」とか、言ってくる人もいましたが、どう答えて良いか困ったものです。下手に褒めると永遠に自慢話をされるし、シカトすれば怒られるし、こうした自慢話を聞かされるほど辛いものはないですね。笑結局のところ、自分自身のことではない事を自慢する方々は「自分自身に自信がな...
親と子の現実

親と子の現実

何処からの統計かは分からないので、信じるか信じないかは皆様にお任せ致しますが「父親の年収が1,200万円を超えると、子供の学歴は親より下がる」と言う統計結果があるそうです。1,200万円の年収と言うと、上場企業の部長クラス以上という感じでしょうか。その位のハイレベルな生活になると、親も子供に対してはお金を掛けて「楽なコース」を選んで与えることになり易いので、子供の自力が足りなくなり、子供の学歴が下がってしまうようです。例えば年収が高いと言われる商社マンでも、海外勤務が長くなると、子供達は他の国の学校に入ることになります。しかし先進国の...
「失敗は成功のもと」とならない人

「失敗は成功のもと」とならない人

失敗は出来れば避けたい事だから、誰にとっても失敗するよりは成功を願います。時々「失敗歓迎」「苦難困難礼賛」を言う方々もいらっしゃいますが、そうした想いが、わざわざ苦難困難を引き寄せている部分も多々あるような気がします。何事も一部を見て全部を判断してはいけないように、人生においても「苦難困難があったから成功した」という部分だけをみて、「成功には苦難が必要だから、苦難は大切だ。苦難よ、もっと来い!」と結論付けるのは、早急過ぎる気がします。今、困難な最中にあり、苦しんでいる人達にとっては、そうした言葉も福音になる事もあるでしょうが、やはりそ...