執筆者 西村 | 2025年04月24日 | 本当の終活
最近では、仏教を本職でやられている住職さんでも「死んだらどうなるのか分かりません」と言っています。「魂はあるのですか?」と訊かれると「分かりません」と答え、「死後は何処に行くのですか?」と訊かれても「分かりません」と答える方が多くなってきました。仏教の専門学校や大学で教授達から、そう教わって卒業したので仕方がないと言えばそれまでですが、一般の人達は誰に死後の事を聞けば良いのか困ってしまいますね。因みに仏教では霊魂の有無について否定はしておりません。釈迦は「ガンジス川が氾濫したら、その氾濫した川によって、土で作った家が流れ去るように、人...
執筆者 西村 | 2025年04月23日 | 雑記帳
鈍感力は若いうちは「そんなの必要あるか」と言う感じですが、段々と歳を取ってくると、その重要性が身に染みて分かって来ます。会社が大きくなればなるほど、色々と失敗が出て来ます。そうなると周りの人達は、情け容赦なく攻撃してきます。こういう時に「もつか、もたないか」が胆力の問題になってきます。正直いって、社長が全ての製品や商品に責任を持てるわけがありません。「何処でどんな風に作っているのか」「どこでどんなミスがあったのか」など分かるはずもないけれど、それで「亡くなった人が出た」「病気や事故が起きた」となれば、黙って辞めるのはトップの仕事である...
執筆者 西村 | 2025年04月22日 | 雑記帳
機械の瞬間湯沸かし器は、寒い冬に暖かい水やお風呂に欠かせない、とても大切な設備ですが、人間のことになると全く要らない人になってしまいます。笑「あの人は短気で、まるで瞬間湯沸かし器のような人だね」と言われたら、まず出世は望めないと言われています。何故なら、そんな短気な人をリーダーには出来ないからです。いちいち部下のミスを、大人気なく怒るような上司の元では、人が育たないからです。ですから「瞬間湯沸かし器みたい」と言われるのと「人望がない」と言うのは、わりに近いところにあるのです。何か欠点を指摘されたり、自分の思い通りにならないと直ぐ怒る人...
執筆者 西村 | 2025年04月21日 | カウンセリング
天国と地獄は、亡くなってから、行くばかりではないようです。こうして生きている間も、天国と地獄は存在しています。「今日も満員電車に揺られながら、会社に行かなきゃならないのか…嫌な上司の自慢話を、また聞かなきゃならないのか。地獄だなぁ」とか「せっかく時間かけて作った料理を美味しいとも言わないくせに、子供の躾がなってない!と怒るばっかりで、ちょっとも楽しいことなんか無い…こうして段々とおばあさんになって行くのかなぁ…やだやだ」とか思っている、その心が既に地獄に通じているのかも知れません。「自分が上手く行かないこと、幸せに感じないことは、他人...
執筆者 西村 | 2025年04月20日 | カウンセリング
マイナス評価、批判や悪口が全くない世界に生きたいと思っても、生身の人間である以上、それは不可能であるということに、気がつかないといけないのかも知れません。どんなに権力を持っていても、どんなにお金を持っていても、他人の思いや口を止める事は出来ません。それは、独裁者と言われてきた人達の人生を見ても明らかです。そうした批判とか悪口とかを言われたとしても、これはまた自分を振り返るチャンスであると考えることで、魂を成長させる事も可能です。言われのない批判や悪口の攻撃に対しては、腹も立つことがあるでしょうし、攻撃もしたくなります。でも彼らと戦った...