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叱られ上手

叱られ上手

最近「私は褒められて伸びるタイプです」と言う方達が増えてきた気がします。いや昔から皆んなそう思っていたけれど口にしなかっただけで、殆どの人達はそう思っていたのかも知れません。誰でも叱られるのは気持ちが良い事ではないので、出来れば避けたい事です。でも叱られないで成長した人を、私は見たことがありません。逆に褒められてばかりの人は「成長しないどころか、いつの間にか居なくなる」というのが殆どでした。結局褒められる事しか経験していない人は「自分はこれだけの事をやったのに、それだけしか褒められなかった。もっと褒めてくれる所へ行こう」そんな考えじゃ...
ワクワクする

ワクワクする

自分が生きていく上での「使命」が分からないと言う方は大勢いらっしゃいます。かく言う私も一人でした。使命の発見には年も経験も関係がありません。とにかく一生懸命に「自分の使命は何か?」を探求し続けた人が見つけます。じゃあどうすれば探求できるのか?私は「ご自分がワクワクすることを先ずは見つける事です」とお話しています。使命と「心のときめき」はリンクしております。嫌なことが使命と言う人は居ません。使命=命の使い方が、いつも楽しい事ばかりではないかもしれませんが、最初のワクワク感は偽物ではなかったはずです。ワクワク感が無くなり、人間関係とは別に...
美学

美学

女性でも男性でも、もっと美しくなりたいと言う願望は持っているかと思います。「男は美しくなくても強くさえあれば良い」と言った時代は、過去のものとなりつつあります。女性がお化粧などして着飾ることは由としても男性が化粧する事は間違っていると、動物学的に観ても、歴史学的に見ても言えないのではないかと私は考えております。しかしながら、外面的な美の追求だけでは「美の真髄」と言う面では、いささか物足りなさも感じてしまいます。若い方はご存じないかもしれませんが、高倉健さんと言う俳優は「男の美学」を体現されていました。ライバル俳優達にも一目置かれ、寡黙...
派手好き

派手好き

皆様の周りにも派手好きな方が一人や二人、いらっしゃるかと思います。かく言う私の周りにも何人か「おやおやコスプレか?」と思うような方がいらっしゃいます。彼らと話してみるとと、存外子供の頃はどちらかと言えば目立たないお子さんであった事が多いようです。「控え目でお淑やかな子供時代を送ったと言う方が何故派手好きになったのか?」とても興味が沸きましたので色々質問したりしました。よくよく彼らと話していると、多くの方が幼い頃は劣等感が他の人より強かったようです。「自分は他の人より劣る。自分なんか存在しなくてもいいんだ。」みたいなマイナスイメージを強...
ちょろまかす

ちょろまかす

人はいつまで経っても「他人の見ていないところで悪いこと」をしてしまうようです。紀元前のエジプトであってもそれは変わりなく「仕事が嫌だなぁ。病気になった事にして仕事を休もう」と言う輩はいたそうでピラミッドに落書きがされていたそうです。それどころか、僅かな金銭で師匠を敵に売り渡す者もおりました。「こうした性格は何処かで反省すれば治るものなのでしょうか?」と言う御質問をいただくこともありますが、答えは「治るとも治らないとも言えない」と言っております。性根の深い部分で「ちょろまかす」と言う性分が刷り込まれてしまっている人は、どんなに反省しよう...