年金制度

年金制度

私達は政府から騙されている事が沢山ありますが、その一つが年金制度です。私達は「老後に貰えるから」という理由で、年金を支払っていますが、政府の方は年金を税金代わりに使っています。ゆくゆくは、年金として返していかなければいけないお金なのに、未来の子供達からの税金を期待して、年金分を他の事に使っています。また「年金制度が崩壊したら大変でしょう。だから増税して、老後が安心できる社会にしましょう。」と言っていますが、高齢者の割合が年々増えていく日本では、年金制度が破綻することは目に見えています。なのに政府は、振り込め詐欺と同じようなことを国家で...
あと一年しか無いとしたら

あと一年しか無いとしたら

「あなたの寿命が、残りあと1年しかないとしたら、あなたは何をしますか?」こんな問い掛けを、私は自分自身に時々質問します。20代から40代の時は「まだ1年もあるなら、寿命を延ばして、その運命を変えてやる!」くらいの気持ちで、健康と事故には気を付けながらも「それまでと同じ毎日」を生きていた気がします。しかし、還暦を迎える頃から「今日も新しい出逢いがあった。何か伝える事が出来ただろうか?思い残しはないだろうか?」と、反省や後悔をするようになりました。後悔や反省はするけれど、50代までの自分の人生を振り返った時よりも、今の方が充実した毎日を送...
四法印

四法印

仏教には「三法印」といって「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」と言う代表的な教えがあり、これが仏教の旗印とされています。諸行無常は「川の流れのように人生は変転して、変化して止まないものである」と言う考えです。諸法無我は「ありとあらゆる物は、壊れていく性質を持っている。地上にある物全て滅んでいく。だからこの世的な肉体や物質、物体に執着しても何ら永遠なる物はないのだ」と言う考え方です。涅槃寂静は「この世界に住んでおりながら、この世界を超えた、自分自身の絶対的存在の中に参入して行く」と言う心情を表しています。しかし、この三法印に一つ加えて「...
知を求めるという事は「死の練習」

知を求めるという事は「死の練習」

ソクラテスが『パイドン』の中で「知を求めると言うことは『死の練習』である」と語っていますが、これはなかなか理解し難い事であると思います。私は「今日死んだとして、悔いの無い生き方をしているかどうか、自問自答して生きろ」と言われている様な気がします。すなわち「あなたは今日死んだとしても『今までの人生を完全燃焼した』と言えるか。『今日一日、十分に使い尽くせた』と言えるのか?」と問われているのだと思います。「死の練習」すなわち「死んだとして、どうだ?」と言うことを自分に問い続けると言うこと、それが結局、真理を求めた生き方になるわけであり、「死...
自分の最期を考える④

自分の最期を考える④

③に引き続き、中村仁一先生のご著書「大往生したけりゃ医療とかかわるな」から自分の死を考えるための具体的行動をご紹介致します。⑥事前指示書を完成させましょう「事前指示書」とは、昏睡や意識レベルが低下した時、ボケて正常な判断が出来なくなった時に「どこまでの医療を受けたいのか、受けたくないのか」また「何処で、誰に、どんな介護を受けたい」とか、更に「葬儀や墓や戒名など」意識清明で、意思表示可能な時に、前もって希望を認めておく書面のことです。⑦人生の節目に「生前葬パーティー」を行う生前葬パーティーを開催することで、家族や友人知人達にも「死」を意...
自分の最期を考える③

自分の最期を考える③

引き続き、中村仁一先生のご著書「大往生したけりゃ医療とかかわるな」から自分の死を考えるための具体的行動をご紹介致します。④余命6ヶ月を想定し、したい事の優先順位を書き出しましょう「やりたいこと」「やっておかなくてはならないと思うこと」を列挙し、それに優先順位をつけていきます。こうしておけば、死に際になって「ああしておけば良かった」「こうしておくんだった」と言う後悔が無くなって、心置きなく死ねるのでは無いでしょうか。⑤棺桶に入ってみましょう私達は最期は裸に薄着を纏わされて、寝返りもうてないほどの狭い、畳半畳ほどの空間に押し込まれてしまい...