執筆者 西村 | 2023年09月14日 | 生前葬(感謝の会), 老化
あるアンケート結果がとても興味深かったので、ご紹介いたします。世界的に行われた80歳以上の男女に聞いた「人生において後悔があるとしたら何ですか?」と言う問いに対するアンケート。上位結果は下記の通りです。3位は「他の人にもっと尽くしてあげれば良かった」2位は「その時の幸せをもっと噛み締めれば良かった」1位は「他人がどう思うか気にしなければ良かった」私達は一人では生きていません。多くの人達を愛し、多くの人達に愛され、その人たちと仲良く暮らそうと日々努力している存在です。それでも80年以上生きて来られた方でも、悔いが残るのは「自分と他人との...
執筆者 西村 | 2023年03月18日 | 老化
自分の最期を迎える時に「ああ自分の人生は、いい人生だったなぁ」と言って、あの世へ行きたいものだと心から思います。「死にたくない」などと、周りの人達に迷惑をかけたり、ジタバタしたくはないですね。そうは言っても「死に対する漠然とした恐怖がある」と言う方は、少なくありません。死に対する恐怖を無くすには、徹底的に調べるしかありません。先人たちはその為の書物を多く残してくれています。本当の意味での終活は「死への恐怖を取り除く」ことに、そのおもむきを置くべきであると私は思っております。...
執筆者 西村 | 2023年03月15日 | 老化
四苦八苦の中の四つの苦しみである「生老病死」生まれる時の母の苦しみ。子供の不安。誰であっても歳を取っていく自分の姿を見る哀しみ。病気になる辛さ。死んでいく時の苦しみと絶望感。こうした辛さや苦しみからは、どんな人でも逃れることは出来ません。だからこそ、この苦しみを少しでも和らげるために、私たちは生きています。苦しむために生きているのではなく、他の人のこうした苦しみを和らげてあげるために、多くの人達と共に、助け合いながら生きています。...
執筆者 西村 | 2023年03月10日 | 老化
私も数多くの失敗とトラブルで、多くの大切な友人や知り合いと絶縁状態になったりもしました。別にこちらが意図したことでは無くとも、相手を傷つける事もあったかと思います。もちろん傷つけられる事もあります。でも、こうした事は時間が解決してくれません。そのまま放置して、時間が経過すると、余計に悪化したり、後悔の念が残るだけのようです。だから今は、その場で「ごめんね」「ありがとう」を言うように切り替えました。感謝の言葉、謝罪の言葉は、時間を経過させてしまっては、人生が後悔ばかりになってしまうので。...
執筆者 西村 | 2022年11月19日 | 老化
「相思い(あいおもい)」で愛し合った夫婦二人が、永く連れ添ったけれど、伴侶との別れがきた時に、使う言葉「片恋づま(かたこいづま)」昔は夫と妻も両方「つま」と呼んだので、男の方は「片恋夫」女の場合は「片恋妻」と書き、両方「片恋づま」と読んだそうです。もうこの世には居ない配偶者を、いつまでも思い続けている人。自分もそう有りたいと願うばかりです。...
執筆者 西村 | 2022年11月12日 | カウンセリング, 老化
「一日一日が勝負で、一日一日が人生の最後かもしれない。そう思った時にあなたはどう生きますか?」この問いに答えながら私たちは今日もまた生きているのだと思います。今日、有難くも朝目が覚めたなら今日一日で、もしかしたら自分の人生が終わるかもしれない。その中で何ができるのか。何をなすべきか。何をしなければ心残りにならないか。思い残すことがあるとすれば、それは何なのか。そうした事を自問自答しなければならないのかもしれません。結局のところ「一日一生!」で生きることが幸せに生きることなのかもしれません。...