執筆者 西村 | 2025年06月27日 | カウンセリング
「自分の心を深く見つめて、劣等感などマイナスの部分を取り除いていく」と言う考え方は、広く言われていることでもあり、多くの人に当てはまる方法だと思います。しかし、この考え方の問題点は「自分のことしか考えていない」という点です。大抵、劣等感に悩んでいる人は、自分のことしか考えていなくて、他の人のことを考えることが出来ない状態の方が多いようです。劣等感との闘いに、時間を費やすことは無駄ではないかと思いますが、一生を費やすほど重要な課題でもありません。優越感というのも、実際には劣等感の裏返しである事が多いものです。「私はこんな事で悩んでいる。...
執筆者 西村 | 2025年06月26日 | カウンセリング
人は知らず知らずのうちに、毎日30〜300くらいの選択をしていると言われています。仕事をバリバリとこなしている人は、それ以上の選択を無意識にしている事でしょう。「その選択が正しいか間違っているか知りたい!」そうした願いは誰にでもあるので、易や占いが流行るのも分かる気がします。しかし、自ら行うべき選択をそうしたものに委ねてしまうと、その後もずっと頼りたくなるのが人間の常です。いわゆる「依存」が始まります。人の人格の高さや器の大きさは、「何を選択したか」に大きく関わっている気がします。魂の成長に役立つ選択を数多くしてきた人は、徳力もあり多...
執筆者 西村 | 2025年06月23日 | カウンセリング
どんなに優秀な方でも「何をやっても上手く進まない。どういう訳かミスが連発する。」という時期があるものです。そう言う時期のことを人は「スランプ」と言ったりします。このスランプの原因として上げられるのが「オーバーワーク(過労)」です。過労から来る心身の疲れが、知らず知らずのうちに、仕事の歯車を狂わして行き、ミスに繋がって行きます。このオーバーワークを無くせば良いのですが、その原因になるのが「何もかも自分でやろう」とする気持ちなので、先ずは完全主義からの脱却が、スランプ脱出の先手と言えます。完全主義者は「自分でなければ出来ない。」思い込み、...
執筆者 西村 | 2025年06月22日 | カウンセリング
願いや願望は良いけれど、「過ぎた欲は身を滅ぼす」と昔から言われていますが、「強い願望は欲とは違うのか?同じなのか?」と問われたら如何でしょう。欲と願いの境目はハッキリとはしませんが、その結果については色んな違いが出るようです。例えば、その人に見合っていない願望の場合、「健康を害する」と言う傾向があります。一生懸命になるばかりに、休むことも忘れて、過労が祟って倒れてしまう…そんな事があったしたら、それは過ぎた欲かも知れません。それを警告するために、身体に歪みが生まれて来ている事が考えられます。また「クレームが増えてくる」という事も起きて...
執筆者 西村 | 2025年06月21日 | カウンセリング
「仕事が出来る人になる為には、どうしたら良いですか?」という質問が来たら、あなたはどう答えますか?「とにかく仕事を早く覚えること」「頭で考えずに、勝手に身体が動くくらいまで慣れること」など、あなたが関わって来たであろう仕事に関連した発想で、お答えになることでしょう。私も人によってはそう答えるかも知れませんが、その人の職業が分からない場合も多いので、「正確に、迅速に目の前の仕事をこなしながら、他の人の仕事を観察すること。」と答えます。つまり千手観音まではいかないけれど、同時に二つ三つの仕事をやり続けるくらいの、仕事能力を身につけなければ...
執筆者 西村 | 2025年06月20日 | カウンセリング
会社員の方は、フレックスタイム制が出来たとはいえ、今でも満員電車に揺られ、大変な思いで出社し、会社に着いた頃にはヘトヘトと言う方も大勢いらっしゃることでしょう。でも本当の大変さはここからスタートで、その日も上司に叱られ、部下にいじられ、したくも無いサービス残業をさせられてボロボロになって帰宅する。こんな毎日を送っている方もいるかも知れません。でも考え方次第で、仕事に対して前向きになれる事もあります。私自身、その考え方で会社勤めが楽になったばかりでなく、成績も伸びて給料も増やす事が出来ました。大切なのは「気持ちの切り替え」なのですが、今...