徳のリーダーシップ

徳のリーダーシップ

「徳」というものが、分からなくなって来ている現代では、リーダーシップにおける「徳」が、求められなくなって来ているようです。「あの人は徳があるなぁ」とか「徳を積んでるなぁ」と言える人が、周りに居なくなって来ているのも事実です。「人徳」もそうですが、知識や学歴で得られるモノではなく、多くの人を惹きつけてやまない「魅力」に関係したりしているので、尚更わからなくなってきているのかもしれません。他人に優しい人は沢山います。誠実な人も大勢います。損得関係なく、ボランティアを一生懸命にしている人もいます。しかし、皆んなが皆んな「徳ある人」と呼ばれて...
秀才の特徴

秀才の特徴

役人や政治家、大企業、マスコミ関係者には、秀才が多いのだけれど、彼等のような学校秀才は「細かなこと」を気にし過ぎる傾向があります。それは学齢期に「ミスしないように」訓練させられるからなのでしょうが、余り細かいことを気にし過ぎると、「大局」を見失うことが出て来ます。小さなミスに拘ったために、大きな流れを止めてしまい、結局大きなトラブルに巻き込まれる。そんな「小局を見過ぎて大局を失う」ことをやってしまうのが、学校秀才でもあるようです。だからお役人ですと「大過無く過ごせました。」が、退職の時の一番の自慢というか、家族に対する言い訳になるそう...
本当の反省法

本当の反省法

反省というと、「自分は、こうした事をしたから悪い」「こんな事を言ったからダメだ」と、自分を責める事ばかりする人達がいたりします。そのために「反省は苦手」という方達も、大勢いらっしゃることでしょう。でも、それは反省の仕方が間違っているからです。反省は「自分自身を責める行為」ではなく「自分を成長させるための行為」なのです。例えば、家族や友人に対して、思わず厳しい口調で非難してしまったとします。言ってしまった言葉は、もう元には戻りません。相手を深く傷つけてしまったかも知れません。それを反省する時に、「なんて自分は愚かなんだ。どうしてあんな事...
トップは悲観論者が良い?

トップは悲観論者が良い?

社長というリーダーは、どんなに会社が上手く行っていても、社員には陰口をたたかれるものです。同じように社長も社員の愚痴を言いたくもなるし、「景気の追い風が吹いて来ない」とか「立地条件が悪い」「工場が古くなった」「円高、円安でやり難くなった」とか、色んな言い訳を言いたくなるものです。そうした事を言いたくなる気持ちは重々理解できますが、トップは、いくら従業員が愚痴や不平不満を言っていたとしても、人の長所を見なければいけないということです。「その人の長所を見て、それを引き上げて行く」というところや「長所を見る目、良いところを見る目」は、必ず持...
鍛えられた刃

鍛えられた刃

刀は最後の過程で、加熱と冷却を繰り返します。その際に、せっかくそこまで形になった刀が、割れたりヒビが入ったりすることがあるそうです。そうなると、最初から作業がやり直しになる場合もあると聞きました。勿体ないからといって、そうした焼き入れの作業を怠ると、なまくらの刃になってしまい、すぐに折れてしまいます。人も同じように、刀のように焼き入れされて、初めて「強い人」になるのでしょう。「順風」「順境」というのも成長が早いし、大事なことだとは思いますが、やはり火をくぐり、水をくぐっていない刃は直ぐに折れてしまうように、苦難困難を知らないで育った人...
自分の分身をつくれ

自分の分身をつくれ

よく会社組織では「自分の分身をつくれ」とかいう言葉が出てきます。けれども、分身なんか簡単につくれるものでもないし、分身だらけでは会社は発展しないでしょう。それゆえ、「分身をつくる」よりは「心の絆」をつくった方が、社内においては余程役に立つかと私は思ってました。例えば文系出身の社長がいて、技術の方がよく分からなかったら、優秀な技術者がどんどん出てきても、分身にはなりません。難しい専門用語ばかり言われても、やはり理解できないし、言葉も通じませんから。逆に技術者から社長になった方は、MBA(経営学修士)を取ったような文系の人がいっぱい来たり...