執筆者 西村 | 2025年11月21日 | カウンセリング
イギリスの小説家、劇作家、評論家でもあるアーノルド・ベネットが書いた「自分の時間」という書籍には、このような事が書かれていました。「自分の1日24時間をよく観なさい。そして今何とか頑張って、1日の中になんとか90分を作り出しなさい。土日祝日は当てにしないで、平日に時間を作れるかどうかが人生の分かれ道です。」というような事が書かれていました。残業もあり、付き合いもある社会人が「毎日、毎日必ずきちっと90分を確保する。」という習慣を作るには、色々な断念がある事でしょう。例えば、「お付き合いでも、何回に一回くらいは受けるけれども、他は受けな...
執筆者 西村 | 2025年11月20日 | カウンセリング
今ではパワハラとか言われてメッキリ少なくなった「飲みニケーション」ですが、それが形を変えて、バーベキューの誘いや、カラオケ、ゲーム、ランニング、SNSなどの仲間やグループへの誘いに変わって来ています。こうした誘いに加わっていく人もいれば、自分の時間を大切にする人もいます。誘われても付き合わないと「付き合いが悪いヤツ」と言われてしまうのが怖くて、〇〇の会や何々の集い、ママ友、パパ友などに嫌々加わっている人達も大勢いらっしゃることでしょう。しかし不思議なことに、こうした付き合いの悪い「自己主義的」「利己主義的」に見える人達が、一定期間やり...
執筆者 西村 | 2025年11月19日 | カウンセリング
「あの人は、本当に良い人なのに、幸せに縁遠い」と言われる人が時々いらっしゃいます。意外とあなたが、そういう人なのかも知れません。こうした人の特徴は、「人に対して誰にでも優しい」と言えるのではないかと思います。悪いことではないし、寧ろ周りの人からすると「側にいて欲しい人」なのですが、どんな人にでも優しいと「慈悲魔」になってしまう可能性もあります。「あの人は、明らかに正義に反する人だ」「裏表があって、周りの人を混乱させる人だ」そう言われる人達に対しても、慈悲魔は「私が助けてあげなくて、誰が彼等を助けてあげられるの」という気持ちで、彼等に手...
執筆者 西村 | 2025年11月18日 | カウンセリング
仏教の説話に「底無し釣瓶で水を汲む」と言う話があります。釣瓶の底が抜けていたら、井戸の中に落としたところで水は汲めません。それでも、上げた釣瓶には多少の水滴が付いているから、それを少しずつ少しずつ樽に移し、何百回も続けるうちに、水が樽いっぱいになったというお話です。ここに、人間の努力の儚さのようなもの「やっても、やっても少ししか進まない」という何とも言えない努力の無常さを感じてしまいます。練習や修行をしていても、結局は底無しの桶、釣瓶で水を汲んでいるようなもので、何滴か取れた水滴を、少しずつ少しずつ樽に溜めていっぱいにするような感じが...
執筆者 西村 | 2025年11月16日 | カウンセリング
「人を惹きつける能力がない人で成功した人はいない。」と言われるくらい、成功と魅力は密接に関係しています。すなわち、自分を魅力的人間にする事が出来れば、成功はやって来ます。ではどう言う人を「魅力的な人」と言うのでしょう。先ず第一は「実力のある人」と言えるでしょう。やはり「能力の高い人」や「よく努力して、蓄積のある人」などは、他の人々をリードして行ける才能を持っています。ですから、先ずは自分に自信が持てるくらいに「何かを極める」事が大切です。次に「明るい性格である」ことが必要です。どんなに頭が良くて能力や才能があっても、性格が陰気でジメジ...
執筆者 西村 | 2025年11月13日 | カウンセリング
どんなに地位や名誉があって、どんなにお金を持っていても「心が貧しい」人達がいます。何を持って「心が貧しいと言うのか?」それは人それぞれかも知れませんが、私は「智慧がない人」が該当すると考えています。勉強がよく出来るとか、頭が良いとか、情報を沢山持っているとか、そう言う人が「智慧ある人」ではなく、「経験によって裏付けられた一種の悟り」を持っている人が「智慧ある人」だと私は思っています。ですから智慧と知識は違います。智慧と情報も当然違います。従って「クイズ王」のような人を「智慧ある人」とは呼べないでしょう。クイズ王は知識と情報は持っている...