執筆者 西村 | 2024年12月03日 | カウンセリング, 雑記帳
世の中にはたくさんの先生と言われる方がいらっしゃいます。お医者さん、弁護士さん、政治家、教師など色んなところに先生が居て、先生と言われる人達と接しない日が無いくらいです。先生には3種類あると言った方がいらっしゃいました。ヤマト・ユダヤ友好協会会長の赤塚貴仁氏です。彼は、「ティーチャーは知識を教える先生。メンターは優れた助言や支援を行う先生。生徒と同じところに立ち、行くべき方向を指し示すガイド役のような先生もいる。」と仰っております。確かに知識は教えてくれる、仕事として導いてくれるティーチャーは世の中に沢山いるけれど、メンターやガイドと...
執筆者 西村 | 2024年12月02日 | カウンセリング
村上和雄氏は現在の奈良県天理市に生まれ、1983年に高血圧を引き起こす原因となる酵素「ヒト・レニン」の遺伝子解読に成功した分子生物学者です。その彼が著書の中で、iPS細胞の可能性を高く評価されていました。通常は細胞分裂の過程でその役割が分化していく細胞ですが、体細胞に少数の因子を導入し培養することで、様々な組織や臓器の細胞に分化する能力を持つ「多能性幹細胞」に変化させる技術です。(英語では「induced pluripotent stem...
執筆者 西村 | 2024年11月30日 | カウンセリング
日本には沢山の川が流れています。そのため人生の思い出の中に、川との場面が出て来る方も多いことでしょう。河原で石積みした記憶。平たい石を見つけては、川面に向かって投げた思い出。釣りをしている横で泳ぎ回る友人達を叱りつけたこと。人それぞれに思い返すと、その日に戻りたくなるような思い出があるかも知れません。もちろん、川が氾濫したりして苦労したことや、川で溺れたりしたりした嫌な記憶もあることでしょう。川の氾濫は多くの方々の幸せを奪います。つい最近も川の氾濫によって尊い命が奪われました。その為に国や行政は治水工事に力を入れて、どんどんと堤防は高...
執筆者 西村 | 2024年11月29日 | カウンセリング
「執着はいけないこと」その様に捉えている方が多いかと思います。しかしながら執着に対する考え方が人それぞれなので、一概にその方が言う執着が「無い方が良い」と言えないと言うのが現状かと思われます。一般的な事を言いますと、執着とは「トリモチ」に例えられます。トリモチとはネズミや鳥や昆虫などを捕まえる時に使われるベタベタとした餅のよう物質のことで、主にモチノキの樹皮から作られています。このトリモチに捕まるとベトベトがくっ付いて来て、なかなか取れません。執着も何度も振り払ってもベトベトと、くっ付く粘着質な念いに似ています。「楽しいこと、嬉しいこ...
執筆者 西村 | 2024年11月27日 | カウンセリング
「何か物事を学ぶ時に大切なことを上げてください」と問われたならば、私は真っ先に「質問力」をあげると思います。私も師匠について数十年間学んで来ましたが、最初の頃は何を質問して良いのか分からず、師匠に「質問はないか?」と訊かれても「ん〜ありません。」と答えて叱られてました。「質問がないと言うのは、真剣に考えていないからだ。人は物事に集中すればするほど疑問が湧いてくる。例えば、そもそもなぜ学ぼうと思ったのか?から始まり、学べば学ぶほど、実践すればするほど疑問や質問が出でくるようになって来るのが人間だ。」歴史に名を遺す偉人たちは押し並べて質問...
執筆者 西村 | 2024年11月26日 | カウンセリング
「常日頃の習慣化が、事を起こす時には大きな力となる。」というお話は皆様もよく耳にする言葉かと思います。継続は力なりと言う事ですが、なぜ継続は大きな力を発揮することになるのでしょう?「毎日毎日の練習が身体を鍛え、心を鍛えて、能力向上をさせる」それもあるでしょう。確かに日々の努力が知らず知らずに自分自身を鍛え上げて行く事は、とても重要な成功要因の一つです。でも、毎日同じ様に努力精進していても、勝ち負けが出て来てしまうのは、努力の差だけでしょうか。そこには「流れを掴む」センサーの違いがある様に、私には思えてなりません。「この瞬間は大切だから...