叱られ上手

叱られ上手

最近「私は褒められて伸びるタイプです」と言う方達が増えてきた気がします。いや昔から皆んなそう思っていたけれど口にしなかっただけで、殆どの人達はそう思っていたのかも知れません。誰でも叱られるのは気持ちが良い事ではないので、出来れば避けたい事です。でも叱られないで成長した人を、私は見たことがありません。逆に褒められてばかりの人は「成長しないどころか、いつの間にか居なくなる」というのが殆どでした。結局褒められる事しか経験していない人は「自分はこれだけの事をやったのに、それだけしか褒められなかった。もっと褒めてくれる所へ行こう」そんな考えじゃ...
ワクワクする

ワクワクする

自分が生きていく上での「使命」が分からないと言う方は大勢いらっしゃいます。かく言う私も一人でした。使命の発見には年も経験も関係がありません。とにかく一生懸命に「自分の使命は何か?」を探求し続けた人が見つけます。じゃあどうすれば探求できるのか?私は「ご自分がワクワクすることを先ずは見つける事です」とお話しています。使命と「心のときめき」はリンクしております。嫌なことが使命と言う人は居ません。使命=命の使い方が、いつも楽しい事ばかりではないかもしれませんが、最初のワクワク感は偽物ではなかったはずです。ワクワク感が無くなり、人間関係とは別に...
派手好き

派手好き

皆様の周りにも派手好きな方が一人や二人、いらっしゃるかと思います。かく言う私の周りにも何人か「おやおやコスプレか?」と思うような方がいらっしゃいます。彼らと話してみるとと、存外子供の頃はどちらかと言えば目立たないお子さんであった事が多いようです。「控え目でお淑やかな子供時代を送ったと言う方が何故派手好きになったのか?」とても興味が沸きましたので色々質問したりしました。よくよく彼らと話していると、多くの方が幼い頃は劣等感が他の人より強かったようです。「自分は他の人より劣る。自分なんか存在しなくてもいいんだ。」みたいなマイナスイメージを強...
ちょろまかす

ちょろまかす

人はいつまで経っても「他人の見ていないところで悪いこと」をしてしまうようです。紀元前のエジプトであってもそれは変わりなく「仕事が嫌だなぁ。病気になった事にして仕事を休もう」と言う輩はいたそうでピラミッドに落書きがされていたそうです。それどころか、僅かな金銭で師匠を敵に売り渡す者もおりました。「こうした性格は何処かで反省すれば治るものなのでしょうか?」と言う御質問をいただくこともありますが、答えは「治るとも治らないとも言えない」と言っております。性根の深い部分で「ちょろまかす」と言う性分が刷り込まれてしまっている人は、どんなに反省しよう...
出来る人

出来る人

勉強でも仕事でも「出来る人」は何処にでもいらっしゃいます。その人達の共通点をあげるとしたら…「見てないようで周りを観てる人」でしょうか。その逆を考えると分かりやすいかと思います。「観てるようで見てない人」あるいは「見られていないと思って観られている人」は、きっと出来ない人でしょう。しかし「見られている事を意識して行動している人」は自分の物差しで動いている訳ではないので、簡単に他人の評価で崩れやすい人だとも言えます。自分の事ばかりに注意を払わずに、周りの人達の事も眺めて観察している人は、心に余裕があるだけでなく、他人の長所や欠点も見つけ...
口一つ耳二つ

口一つ耳二つ

口は一つ、耳は二つ。「だから話すより2倍かけて人の話を聞きなさい」と言うことを何処かで聞いたことがあるかと思います。人は自分の話をする事が大好きです。自分の話をしている時に幸せを感じるそうです。と言う説もあるくらい、人間は自分の事を話したがります。しかし皆んなが皆んな話し始めたら、聞いてくれる人がいなくなってしまいます。「愛をもっと下さい!」と世界中の人が愛を求めていたら、皆んな愛の貧乏人になってしまう様に、愛を与える人が必要となります。だからこそ「話を聞いてあげるのが、その相手に愛を与えることと同じ」ことになるのでしょう。...