ヘッドハントされる人財

ヘッドハントされる人財

私はかつてヘッドハンターをしていました。その拙い経験から、何処の会社でも欲しがる人には共通点があることを学びました。但し、社員が一万人以上いる様な企業は「歯車的人材」を欲しがるので、今から言う事には当てはまりません。たとえ中小零細企業であっても、伸びて行っている会社は「自ら学ぶべきものを求め、自ら働きがいのある仕事とは何かを求める、進んで行く人」を欲しがります。何かを支持されないと動けない人は、どんなに優秀であっても、後々組織において不要になる人が多く出てくることを、彼らは経験上知っているからです。要するに「耳や口で仕事をする人」は、...
屈託なく生きる

屈託なく生きる

「屈託ない」という言葉は、今では余り使われていないかも知れませんね。「屈託ない」とは「日常の瑣末な事に心揺らさず、サラサラと小川が流れて行くような様」と、私なら説明します。人を疑って生きたり、猜疑心の中に生きたり、深い劣等感や感傷的な気持ちの中で生きたりするのではなく、明るく素朴に単純に生きることを「屈託なく生きる」と言います。もしも、あなたを裏切ったり、騙したりする人が現れたとしても「そんなことは気にもかけない」と思って、素朴に生きることが大切です。一晩眠ると何もかも忘れてしまった子供の頃のように、屈託なく明るく生きることは可能なは...
明るく生きる

明るく生きる

殆どの方々が「幸せになりたい」という思いで、今日も一日頑張って生きています。「お金がもっとあれば幸せになれるのに…」「もっと身体が健康であれば良かったのに…」「もっと上手に他人と会話できれば幸せになれそうなのに…」とか、人それぞれ色んな条件が整えば幸せになれると、思われていることでしょう。でも私達は、たった一つの事を大切にするだけで、お金や身体や人間関係などの条件が満たされなくても、幸せに感じる方法を、既に先人たちから教えて貰っています。その一つが「明るく生きること」です。明るいものの見方や考え方が、自分の人生を切り拓いて行くために、...
希望の実現

希望の実現

成功方法が書かれた書籍は、「砂の数ほどあるんじゃないか。」と思うくらいに、本屋さんに溢れています。その中から自分に合った「成功書」を探すのは至難の技と言えるでしょう。私も「あの人が教えてくれたから。」とか「あの成功者が勧めている本だから。」とかいった理由で様々な書籍を読んできましたが、なかなかしっくり来るものは見つかりませんでした。しかし千冊ほど読んだあたりで「多くの方に当てはまるだろう。」と思われる共通の「希望を実現する時の注意点」を発見しました。一つ目は「心を定める」ということです。心を一点に定め、そこに自分の念いを集中させて行く...
心を練る

心を練る

「自分を如何に練り込むか」と言う「心の練り込み方」は人間学に通じます。これは「人は如何にして生きるべきか」と言うことに繋がりますので、あらゆる宗教の基になることであり、あらゆる哲学の本(もと)になることでしょう。それでは、「どうやって心を練り込んで行けば良いのか?」ということになりますが、ある人は山の中を歩き回り、滝に打たれる事を選んだりする人もいるでしょう。また静かな所に籠り、瞑想をする方もいらっしゃるでしょう。または、多くの人たちと出会い、その人達から学ぶ人もいるでしょう。「心の練り方」は人それぞれですが、王道は「自分にとって大切...
執着の恐ろしさ

執着の恐ろしさ

「人間は『人、物、金』のいずれかに執着し始めると人生が狂い始める」と云われていますが、皆様も思い当たるところがあるのではないでしょうか。特定の人が好きになり過ぎて、ストーカーの様な行為に走ってしまったり、物集めにハマってしまってお金をドンドンと注ぎ込んでしまったり、お金を稼ぐ為なら何でもする様になったりと、思い返してみると、色んなパターンで執着してしまった事がある事でしょう。この執着の恐ろしいところは「本人は、夢中になっているだけで、自分の行為を『執着』とは思っていない。」というところです。本人は至って当たり前の様に、いや寧ろ「自分の...