批判や悪口

批判や悪口

マイナス評価、批判や悪口が全くない世界に生きたいと思っても、生身の人間である以上、それは不可能であるということに、気がつかないといけないのかも知れません。どんなに権力を持っていても、どんなにお金を持っていても、他人の思いや口を止める事は出来ません。それは、独裁者と言われてきた人達の人生を見ても明らかです。そうした批判とか悪口とかを言われたとしても、これはまた自分を振り返るチャンスであると考えることで、魂を成長させる事も可能です。言われのない批判や悪口の攻撃に対しては、腹も立つことがあるでしょうし、攻撃もしたくなります。でも彼らと戦った...
苦しみから逃れる

苦しみから逃れる

昔も今も変わらないのは、不良化した若者達の溜まり場です。「トー横」とか「ゲーセン」とか、彼らが溜まる所が、地域性もあって色々な場所に点在します。場所に集まると言うよりは「その場所に来る仲間とツルみたい」と言うのが、集まる要因でしょう。だから、集まる場所を閉鎖したりしても結局、不良は減らないと言うことになります。と言っても、彼らは別に特別な存在ではありません。親の言うことに反発したり、学校の先生の言うことに納得出来なかったり、仕事の先輩や同僚の言うことが納得いかなかったりして、そこから逃れたいだけなのかも知れません。世の中、自分の思い通...
愛してその悪を知り

愛してその悪を知り

中国の「礼記」の中に「愛してしかも、その悪を知り、憎みてしかもその善を知る。」と言う言葉があります。「たとえ自分が愛している人でも、その人に悪があれば、その悪は見抜かなければならない。...
悩みの大半は対人関係

悩みの大半は対人関係

「私、色々悩みがあって…」と言う方のご相談にのっていて気がつくのですが、お悩みの大半が対人関係絡みがほとんどだと言う事です。従って「世の中の人数が減れば減るほど、悩みも少なくなって行く」と言った心理学者もいるくらいに、私達は人間関係でのトラブル、価値観の違いの連続で、色々な悩みを抱えていきます。昔から、出家したり、山に籠って仙人みたいな生活をする人達が出て来るのは、集団生活から逃れて一人になったら、悩みから解放されて楽になるからでしょう。そして、他人の心を推測することに労力を使うのではなく、自分の心の声に耳を傾けることで得られる「充足...
石に当たりて鏃を没す

石に当たりて鏃を没す

「史記」の李広将軍列伝に、虎と見誤って石を射たところ、矢が石に当たって鏃が突き刺さったという故事があります。虎だと思って必死になって矢を放ったところ、普段は刺さる事がない石に矢が刺さったので、今度は改めてその石に矢を放ったところ、矢は刺さりませんでした。「人は集中し、必死なって物事を行えば、奇跡が起きる事もあるけれど、どうせ無理だと思って仕舞えば、できる事も出来なくなってしまう」事の例えで使われます。頭で考えて、あれこれ考えるよりも実際にやってみると、意外と思っていた以上に簡単に出来たりする事が、皆様も過去に何回かあったかと思います。...
キャパオーバー

キャパオーバー

人それぞれに能力には限界があるので、キャパオーバーした時に、どうしても少しおかしくなる面は出てきてしまいます。急に夜の店に行くようになり、異性に走り出したり、お酒や競馬競輪、パチンコなどのバクチに手を出したり、薬に依存したりするようになる方もいらっしゃいます。「これは自分のキャパ越えで、そう言う奇行が起きているのだ。」と言うことが分かったら、それを客観的に見て「どうゆう風にすれば、キャパオーバーにならないようにやれるのか?」と言うことを考えれば良いわけです。例えば、会社員でしたら常日頃から、仕事ができる上の人の仕事の仕方を勉強しておく...