執筆者 西村 | 2025年08月13日 | 雑記帳
世の中で成功していく為、若しくは成長発展していく為には、独立心が必要だと言われます。独立心とは「個性の発揮」のことです。自分自身の特性、独自性を限りなく伸ばして行こうとすることが「独立心」なのです。ただ独立心はあるけれど、調和を乱し、周りを害していく人は、責任を取らないタイプの人が多いのも事実です。無責任な人が独立心がある生き方をすると、害悪になってくる事が多いので、独立心には必ず責任感の自覚が必要となります。結局のところ、器の大きさとは、責任の取れる範囲のことでもあります。従って、あなたが責任が取れる範囲が、あなたは何者かであるかを...
執筆者 西村 | 2025年08月12日 | 雑記帳
ピーターの法則とは、能力主義の階級社会において、有能さを発揮できていた地位から出世したとたん、無能になってしまうため、組織全体に無能な人間があふれてしまう法則のことを指します。例えば、営業マンとして優秀な平社員を課長や部長に抜擢したとたんに、管理職に向いてない事が露呈して、課内部内がおかしくなるだけではなく、優秀な営業マンがいなくなった分、、営業成績も落ちて、会社組織全体が下がってしまう事があったりします。これは「能力主義が行き着いた闇」と米国では揶揄されますが、実際のところ仕事能力と管理能力を分けて考えていないから起きる事であること...
執筆者 西村 | 2025年08月11日 | 雑記帳
子供達に、ピアノや水泳、書道や学習塾に通わせる親御さんたちは多いですが、本当に子供達の将来を思うのであれば「克己心」を持たせる事に、お金と時間を費やすことをお勧めいたします。克己心とは、自分が窮地に陥っても、自分自身で自分を奮い立たせる心持ちのことを言います。即ち、克己心があれば、どんな苦しみや悲しみの中にあっても、挫けず諦めずにまた立ち上がって前に進むことが出来ます。克己心がないと、苦難困難が現れて来ると逃げたくなり、自分の成長からどんどん遠ざかって行きます。そうした人物は事を成すことが出来ず、自分自身にも自信が持てなくなってしまい...
執筆者 西村 | 2025年08月08日 | 雑記帳
欠点や弱点は誰にでもあるものですが、そこを直そうと努力するよりは「長所を伸ばした方が良い」と言う言葉を、皆様も聞いたことがあるかと思います。これは実際の著名人たちも、意識的にやったり、無意識でそうなっている場合もあります。例えば、米国のケネディー大統領はハーバード大学の卒業生ですが、入学の際は成績があまり良くなくて、面接で何とかギリギリ入れたそうです。彼は勉強の成績はイマイチでしたが、高校でのリーダーシップと、何とも言えない人間的魅力を面接官が感じたようで、合格出来たのです。また彼は右脚左脚の長さが少し違っていたため、脚を引き摺ってし...
執筆者 西村 | 2025年08月07日 | 雑記帳
宮本武蔵は剣豪と知られるので、多くの方がその名前をご存知かと思いますが、彼は柳生新陰流の様な剣の流派は創りませんでした。宮本武蔵は人格者としての一面も持っていたとされますが、弟子を持たず一代で、彼の剣の道は終わりました。何故彼はそれだけの剣の力を持ちながらも、流派を創れなかったのでしょうか。彼には調整能力、すなわちコーディネート能力が欠けていたからだとされています。会社の中でも「仕事は出来るけれど、一匹狼的な人」は何人かいたりします。こうした人は、組織的に物事をこなすよりも、自分で動いて、自分の中だけで完結させる仕事が好きなタイプの方...
執筆者 西村 | 2025年08月04日 | カウンセリング, 雑記帳
超一流と言われる人物の共通点として挙げられるのが「人間観察力」です。人に対する洞察力が低い人は、どうしても他人の能力や性格を見抜けず、良いところまで行っても、何らかの理由で転落してしまう事が往々にしてあります。「孤軍奮闘し会社を大きくしたけれど、信頼していた右腕に裏切られて倒産」と言うお話は、皆様も何処かで聞かれた事があるかと思います。滅多にない話だから、そのように人を介して語り継がれるのでしょうが、実際に被害に遭われた方からお聞きしてみると「何となく違和感はあったけれど、忙しさで無視していた。」とか「怪しい感じはしていたけれど、まさ...