執筆者 西村 | 2024年12月18日 | 雑記帳
皆様は中村仁一先生をご存知でしょうか?中村先生は京都大学医学部を御卒業され、ご存命中は仏教会の協力で「病院法話」を毎月開催、1996年からは「自分の死を考える集い」主催されていました。中村先生は「往生したければ医療とかかわるな」と言う著書も出されております。その御著書の中で、医者に対する間違った見解をあげておられます。「医者は病気のことなら何でもわかる」「医者はプロだから自分に一番良い治療方法を教えてくれるはず」「大病院ほど信頼できる医者がたくさんいる」「外科の教授は手術がうまい」「マスコミに登場する医者は名医だ」「医学博士は腕がいい...
執筆者 西村 | 2024年12月11日 | 雑記帳
太公望と言うと釣り人のことを指すように今では言われていますが、元々は周の文王が引き立てた軍師の名前です。文王が易者に占わせると「狩に出たら獲物だけではなく王師とも言える大きな人財を得られるでしょう」と言われ、三日間沐浴して狩に出掛けたところ、なかなか風格のある人が川縁で釣り糸を垂れていました。文王は試みにいくつかの質問をしてみました。するとその釣り人は「魚を釣ることと国を納めることはさほど変わらない。釣りと同じで餌を与えないと人は採用出来ない。餌を惜しんで小さくすると小物しか掛からないし、餌を大きくすると大きな人物が釣れる。釣り方や取...
執筆者 西村 | 2024年12月10日 | 雑記帳
2013年初頭にアルジェリア人質事件が起き、23名の人質の方々が亡くなりました。その内の10名は日本企業の日揮の関係者と報じられました。その時の首相であった故安倍元首相は「人質の命が優先だから攻撃をやめて欲しい」とアルジェリア政府に要請しましたが、アルジェリアは速攻で攻撃を行いました。その行為自体が正しいか間違っていたか、どう言う結論が良かったのか?については今となっては分かりませんが、安倍首相の言う通りに「人命優先」で行っていたら初動が遅れ、もっと被害が大きくなっていたかも知らないし、そうで無いかもしれない…人命優先の日本教とも思え...
執筆者 西村 | 2024年12月08日 | 雑記帳
アメリカ大統領選挙決着がつきましたが、大きな影響力をもっと言われているハリウッド系のセレブたちは、どうしても「自分達はセレブではなくて貧しい人達の味方ですよ」と宣伝して、嫉妬などから自分達を守ろうとしています。彼らがプール付きの大豪邸に住みながら、寄付金をいっぱいしているのは「自分たちの生活を支えてくれているのが一般庶民だ」と言うことをよく知っているからです。だから表面上は反社会的、反国家的なリベラルであるように見せているようです。こうして、心の中にくすぶる罪悪感から逃げているところもあります。しかしながら、結局はパフォーマンスやポー...
執筆者 西村 | 2024年12月04日 | 雑記帳
今から百年以上前にカール・マルクスが「資本論」と言う本を書き「共産党宣言」なして、共産主義が地球の半分くらいに広がりました。この共産主義の総括や如何に?と考えてみれば、簡単に言うと「貧乏を愛した人は貧乏になる」と言う事に尽きるのでは無いかと思います。マルクス主義の根本にあるのは「貧しさを正当化する」考えなのです。「私達が貧しいのは、私達から搾取している人達がいるからだ。奪っている人たちがいるから貧しいのだ。そして、いつも貧しい人は正しくて、豊かな人は悪いことをする。だから豊かな人達には暴力を使ってでも、革命を興してでも、引き摺り下さな...
執筆者 西村 | 2024年12月03日 | カウンセリング, 雑記帳
世の中にはたくさんの先生と言われる方がいらっしゃいます。お医者さん、弁護士さん、政治家、教師など色んなところに先生が居て、先生と言われる人達と接しない日が無いくらいです。先生には3種類あると言った方がいらっしゃいました。ヤマト・ユダヤ友好協会会長の赤塚貴仁氏です。彼は、「ティーチャーは知識を教える先生。メンターは優れた助言や支援を行う先生。生徒と同じところに立ち、行くべき方向を指し示すガイド役のような先生もいる。」と仰っております。確かに知識は教えてくれる、仕事として導いてくれるティーチャーは世の中に沢山いるけれど、メンターやガイドと...