執筆者 西村 | 2025年12月29日 | 雑記帳
渡部昇一氏が「息子が大学に入ったら、映画『ゴットファーザー』を観させなさい。」と著者「自分の品格」で書かれていたように、厳しい社会の中で生き抜く為には、ゴットファーザーのような「判断力」がどうしても必要となります。ゴットファはイタリア系マフィアのボスで、いわゆる裏社会で生きながら、一種の権力を持って表社会も動かしていました。その中で「ファミリー」と呼ばれる家族的な組織において、約束を違えたり、反抗するようなことをしたり、裏切った者は消されていくことがありました。そこには当然、それまでの様々な情が絡んでくるので、その部分を考えた上で判断...
執筆者 西村 | 2025年12月27日 | 雑記帳
人の上に立てば立つほど「危機管理能力」を問われてきます。物事が順調に進んでいる時に、リーダーはあまり必要ないのですが、外部の環境が変わったり、予想しない様なことが起きたりした時、要するに「マニュアルに無いような事が起きた時に、どうしたらよいのか?」と言う時こそ、危機管理能力が問われてきます。そういう時に、見事に難題を切り抜けられるような人は「帝王学」を身につけていると言えるでしょう。何事もなかったかのように、普段通りの形にスッと戻していけるようなタイプの人は、人の上に立つべき人です。これには、常日頃の関心の深さが関係しており、色々な事...
執筆者 西村 | 2025年12月26日 | 雑記帳
あなたは、出かける時に「行って来ます!」と挨拶しますか?言われた方には「行ってらっしゃい!」と答えてますか?しかしかつては、こんな簡単な挨拶すら出来なかった時代が日本にもありました。戦時中、徴兵令状を受け取り戦場に赴くことになった若者は、見送る家族に「行って来ます」とは言えなかったと言います。「行って来ます」は「行って必ず帰って来ます」の意味だから、行って帰って来れるか約束出来なかったから「行きます」とだけ伝えたと言います。「行ってらっしゃい」も「行って必ず帰ってらっしゃい」の意味なので、見送る側も「行ってらっしゃい」を言えなかったそ...
執筆者 西村 | 2025年12月24日 | 雑記帳
人の器の大きさを測る時に「その人が、どの程度まで責任を感じるのかで、その人の器の大きさが分かる」と言われています。出来の悪い人ほど、失敗やトラブルが起きると、部下や周りの人のせいにしたがります。「全ての責任は自分にある」と思える人は、大きな器と言えるでしょう。ただ、口だけで「責任は自分にある」と言う人もいるので要注意です。本当に自分の責任だと思っている人は、行動が違います。被害を最小に留める為に迅速に動きます。次に被害状況を正確に把握します。「このトラブルで、どこまで迷惑を掛けているのか?」素早く情報収集を行います。この情報収集部分を...
執筆者 西村 | 2025年12月22日 | 雑記帳
金運、財運、男運、人脈運…人は多くの運を欲しがりますが、「運」ってそもそも存在するのでしょうか?そんな事を考えたことが、皆様も何度かあるかと思います。私は「運」は存在すると言うよりは、「運を持っている人が存在する」と言った方が、正確な表現なのではないかと思うようになりました。と言うのも、運と言うものは「何処かしこに存在していて、それを拾うかどうかはそのかた次第。」なのだと感じたからです。世の中に成功者は沢山いらっしゃいますが、その方々が共通して仰る言葉が「私の成功は周りの人のお陰です。」と話していることが多いようです。結局のところ、人...
執筆者 西村 | 2025年12月20日 | 雑記帳
非言語コミュニケーションとは、言葉(文字や音声)を使わずに表情、視線、ジェスチャー、声のトーン、姿勢、服装などで情報を伝え合う意思疎通の方法で、「ノンバーバルコミュニケーション」とも呼ばれます。言葉だけでは伝わらない感情や意図を補完・強調し、相手の印象や信頼関係に大きく影響し、ビジネスや人間関係において非常に重要です。メラビアンの法則が示すように、人は言葉の内容(7%)よりも、声のトーン(38%)や表情・身振り(55%)から多くの情報を得ると言われています。...