虫の知らせと共時性

虫の知らせと共時性

お坊さんが「夜、誰もいない真っ暗な本堂で人が歩く音が聞こえたり、チーンと鉦(かね)の音が聞こえたりする」という体験は、「よくあること」なのだそうです。お坊さんも慣れたもので、そうした不思議なことがあった翌日には、お葬式が入ったりするそうです。こうしたことも一種の「虫の知らせ」とも言えるでしょう。また、戦時中には「戦地に出向いているはずの子供や父親、兄弟などが、戦地で亡くなった同じ日の同じ時間あたりに、出征したところから帰ってきて『やぁ、ただいま』と言いながら、玄関を開けて戻ってきて歓談した。」というような夢を見て、「ああ、夢だったのか...
ユングとフロイト

ユングとフロイト

心理学を学ぼうとする人たちの前に、必ず現れてくるユングとフロイト。彼らはどんな人でどんな関係だったのでしょう。お互いの一生については、ネットなどで検索すれば調べることが出来るので、ここでは割愛させていただきます。フロイトは深層心理の世界を認めて、「幼児虐待や幼児性欲という抑圧体験が、色々な心の不調和や社会との不適合を起こしていく」という結論を創って行く訳ですが、「これをユングに引き継いで欲しい」という考え方も持っていました。しかしユングは、フロイトと違い「民族の中に共通する『元型』のようなものがある。皆が持っているような、集合想念的な...
心理学的占い論

心理学的占い論

世の中に占い師と呼ばれ、占いをやっている人がどれだけの人数がいるのか分かりませんが、大抵は2種類に分けることができます。一つは「統計学から生まれているもの」です。血液型や占星術や姓名判断、生年月日を聞いてする占いなどが良い例でしょう。人を何種類かに分けて、その枠組みの中に、抽象的な言葉を並べて「当たっている」と思わせる方法です。統計学なので、こう言った占いは直接合わなくてもできますし、書籍にして売ることもできます。もう一つは、「偶然による必然性を創る類」と言うものです。これに当たるものが、タロットカードやオラクルカード、おみくじや八卦...
バナナ

バナナ

皆様がよく食べておられるバナナは、とっても不思議な植物であることをご存知でしたでしょうか?バナナは、バショウ科バショウ属の多年生草本であり、木ではなく巨大な「草」なのです。またバナナは、東南アジア原産で、約80%が水分で構成され、偽茎と呼ばれる重なり合った葉が特徴です。花は垂れ下がり、苞がめくれて二列に実をつけ、日光に向かって上に曲がって成長します。バナナの植物学分類としては、単子葉植物、多年生草本。園芸学的には「野菜」に分類されます。(草本性のため)。成長すると2〜10メートルに達しますが、茎(幹)は木質化せず、葉鞘が重なった「偽茎...
馬鹿の始まり

馬鹿の始まり

秦の始皇帝が亡くなった後(毒殺されたという説もある)、2代目の皇帝になったのは胡亥でした。胡亥には兄(扶蘇)がおりましたが、宦官の趙高の策略で、辺境の地に追いやられ、そこで殺されてしまいます。趙高は有能であった扶蘇より、少々馬鹿で操りやすい胡亥を二代目皇帝にして、自分が影の皇帝となり秦を動かしたのです。胡亥を皇帝に立てて、秦の実権を握った趙高は、他の臣下が自分への忠誠を誓うかどうかを試すために、籠の中に入れた鹿を皇帝の前に出して来て、諸臣に「これは馬か鹿か?」と訊きました。すると皆んなは、どちらで答えて良いのか分からず迷いますが、趙高...
プロトタキシーテス

プロトタキシーテス

プロトタキシーテス(Prototaxites)は、恐竜が登場する前の、約4億2000万年前から3億5000万年前(シルル紀後期〜デボン紀)に生息していた、正体不明の巨大な陸上生物です。 その高さは、約8〜9メートル、幹の直径は最大1メートルに達しました。脊椎動物がまだ陸上に進出しておらず、植物も数10センチ程度の高さしかなかった時代に、地球上で最も巨大な陸上生物として君臨していました。彼らの化石を顕微鏡で見ると、植物のような細胞ではなく、管状の組織(管状要素)が複雑に絡み合った構造をしています。...