仕事を抱え込む

仕事を抱え込む

「私の仕事は誰もできない。だから自分が仕事をしなければ…」そんな思いで仕事を続けていて、病気になってしまい、仕事場や家族が困ってしまったという話をよくある話ですね。こうした事は、仕事ができる人に多い傾向ですが、結局のところ「仕事を抱え込んで、他の人に渡せない人」が多いのも事実です。例えば、自分で事業を立ち上げてきた中小零細企業の経営者さんとか、自分の技術で仕事をしている職人さん達は、こうした思考が多いように感じます。「技術は観て盗め。」とか「後ろ姿をみて学べ。」とかのタイプが、そういう人たちに多いようです。これは、優秀な人材が豊富な組...
あなたの想いが出る時

あなたの想いが出る時

「人の成功を自分のことのように喜べる人」は、努力を続ける大変さを心から知っているます。「困っている人をみると助けたくなる人」は、辛いときに、誰にも助けて貰えなかった孤独な時間を味わったことがあります。「人の痛みにすぐ気がつく人」は、自分が痛み、もがき苦しんだ経験があるからでしょう。「誰かが失敗した時に寄り添える人」は、自分が失敗した時に、誰かに救われたことがあります。人の感情や考え方は、一朝一夕にできるものではありません。その人が積み重ねてきたそれまでの人生と、経験が形造っていらのですから、その人の言動を観れば、その人の人生が分かるの...
減点主義の医者

減点主義の医者

医者は全体的には、やや心配性の気があります。何故かというと、医学部に入るのは難しいので、何浪もして予備校に通い続けている人が多いのですが、予備校の先生というものは大体生徒を脅迫し「こんな感じじゃ、また落ちるぞ!」と脅してばかりいるので、予備校に何年もいると、強迫神経症のようになってしまう人もでるからです。予備校は一種の「恐怖産業」なので、「落ちるぞ!落ちるぞ!」と言われると、生徒たちは頑張らざるを得ないので、夜も寝ないで勉強するのですが、だんだんと「減点主義」なって行って、ミスを極端に怖がるようになってしまいます。そういった感じで医者...
信頼

信頼

相談に乗ってくれるから、その人を信頼するのではない。仕事ができるから、信頼する訳でもない。その人が自分のことを知ろうと、努力していることが分かるから、人はその人を信頼するのでしょう。その人の資産や地位や人徳をみて、その人を信頼するんではないと言うことが分かると、あなたの心も楽になるかも知れません。だって、人の信頼を得るために無駄な努力をしなくて済むから。ただ、その人を心の底から知ろうと努力すれば、信頼を得られることを知ったなら、ただ一途にその人の事を想えば良いですから。...
一神教と多神教

一神教と多神教

日本人の多くが、宗教が嫌いだと言う理由の一つに「宗教戦争をするから」という理由があります。「神が一人であり、自分のところに降りた神が本物であれば、他のところに降りる神は本物ではない。」という理屈は理解できます。例えば、一神教で有名なユダヤ教では、ヤハウェを唯一神としています。しかし旧約聖書を読み解くと、エロヒムという神も出て来ます。またイスラム教も、アッラーの言葉をコーランという形で伝えて、唯一神として崇めています。ただ、アッラーが自分のことを言うときに、「我は」と言うだけでなく「我々は」と複数形で言っているところが何回か出てきます。...
知行合一

知行合一

知行合一(ちこうごういつ)とは、「知っている」ということは「行う」ということと一つなのだという意味です。例えば「孝」の思いを持てば、とうぜん親孝行が行われます。「忠」の思いを持てば、当然ながら君主のために、命も惜しまず戦うことになります。上記の様に、王陽明は考えていました。一方、朱子学では、「孝」は学問的に探究できる概念ですが、親孝行についてはフィールドワークをすれば、それが出来ているかどうかの実態が分かるので「両者を分けて考えることはできる。」と考えます。要するに、「学んで得た知識と行動は異なるものである」と考える訳です。しかし王陽...