執筆者 西村 | 2024年03月10日 | 雑記帳
最近は引き寄せの法則の関係で「予祝」と言う言葉が使われるようですが、本来は「予祝芸能」という感じで祭事の際に使用される言葉です。また似たような言葉で「予植」がありますが、こちらは将来の為、子供や孫たち子孫の為、予め植林などをして備えることを意味し、「植福」と同じ意味に使われておりました。「予め事がなったと仮定して祝うことで良い結果を引き寄せる」という事で「予祝」使用しているようですが、時には間違った方向に引き寄せの法則が使われるように、本当の意味で世の中に役に立つ「目的」においてのみ、使われる一種の「祈り」である事を、しっかりと理解し...
執筆者 西村 | 2024年03月09日 | カウンセリング, 雑記帳
これから4月になると新入生や新入社員が入って来ます。彼らは不安と希望の中で胸を膨らませ、ドキドキしながら新しい組織に慣れようと頑張ることでしょう。そのような彼らを見て、先輩たちは自分の過去を思い出す事もある事かと思います。新入社員が入ることで、仕事効率が落ちることは多々ある事ですので、それをもってイライラしたり、叱っている人達も見受けられますが、自分達の過去を振り返ってみるのも必要ですね。あまりに理不尽な怒られ方をされた、その日の辛い思い出…自分の失敗を庇ってくれた先輩…悔しいこと、悲しいこと、嬉しいこと、感動したこと等、勉強になった...
執筆者 西村 | 2024年03月02日 | 雑記帳
節分の時には家の中から追い出されてしまう鬼。悪役であったり、時には寂しがり屋であったりと、鬼の本当の姿はあまり知られていないようです。実際にいるかどうかは別としても、これだけ多くの伝承とかに現れている以上、何らかの存在に足る事実はあった事と考えられます。一つは「外国人説」赤鬼、青鬼、黒鬼、白鬼など皮膚の色が異なることから、日本に何らかの理由で渡って来た外国人ではないかという説。もう一つは「妖怪説、宇宙人説」昔話から登場する為、河童とかと同じ空想の妖怪であるという説。または他の星からやって来た宇宙人だとする説。これは、どちらにしても夢は...
執筆者 西村 | 2024年03月01日 | カウンセリング, 雑記帳
仙人と聞いて皆さんはどんな姿を想像しますか?多分、髭を生やした白髪の老人をイメージされるかと思います。これは絵本や映画の影響が強いからだと思われますが、もともとはインドのヨガ行者から中国に入り「霞を食べて生きている老人」のイメージが生まれたようです。日本では役小角が有名ですが、彼は超能力を持っていたと言われ、当時の朝廷に危ぶまれ命を落とす事になりました。基本、仙人は単独を好みます。世間から隔絶された世界で、自分だけを見つめ修行をします。ですので独りよがりで、社交的な事を嫌う人の事を「仙人のような人」と評するわけです。だからと言って仙人...
執筆者 西村 | 2024年02月28日 | お客さまの声, 雑記帳
「一時期は流行っても、暫くすると飽きられて廃れてしまう、そんな流行を追いかけても仕方がない」と言う人達もありますが、それは本当に正しい見方なのでしょうか。確かに、ファッションにしろ、書籍や映画、ドラマにしろ、流行りが終わる期間が短くなって来ているのは確実なようです。それほど、世界における情報は目まぐるしく動き、人の心も瞬時に変わってきているようです。でもその中には、いく年、幾十年経っても変わらないものも必ずある筈です。それこそが、私達にとって本当に大切なものなのかも知れません。トレンドに敏感で、サッとその時流に乗り、大儲けする人達もお...
執筆者 西村 | 2024年02月27日 | 雑記帳
天之御中主、天照大神、素戔嗚、大国主、日本武尊と神々が多く登場してくる日本神道ですが、もっとも力が増すと言われている元日に、能登半島震災が起きてしまったことは象徴的と言えるのかも知れません。初詣の日、本来ならば心躍る希望の日に地震の被害にあってしまいました。本当に残念なことです。亡くなられた方々、またご遺族にはお悔やみ申し上げます。日本神道には法(教義)がないと言われます。また悪さをしたりした荒神を祀ったりするので、外国の方々すると違和感がある様で、第二次対戦後は信仰を抑圧されました。縄文時代から数えて一万数千年続く日本ですから、数多...