執筆者 西村 | 2025年04月13日 | 雑記帳
男性、女性の性差別に加えて、LGBTQの問題が出て来て来ていますが、障碍者と健常者の差別も同じ様なところがあります。例えば「国の大臣の3割は、目が見えない人か、耳の聞こえない人か、口が聞けない人にすべきだ」とか言う感じで「ハンディを無くす」と言う運動になって行くのであれば、それはちょっと違う感じがするかと思います。同じ様に「女性が認められる世の中になる」と言う意味と、「個人に対する同情」や「社会全体が上手く機能する様な人の配剤は、どうあるべきか」と言うことは別のような気がします。男女問題やLGBTQの問題でも、平等を声高に叫んで「全部...
執筆者 西村 | 2025年04月12日 | 雑記帳
目の見えない方にとって、この世の全てが「見えない世界」だから、目が見える人達が「この世」だと思っている世界以外も、感じ取れている事があり得ると、ある盲目の方は仰ってました。むしろ「この世が見える」と言うことが、ある意味でのサングラスになってしまって、眼を通してでないと物事が考えられない、見えない人になってしまっているのかも知れません。この世が見えない反面、全身と言うか、「魂全体で自分達を取り巻いている世界が見える。感じ取れる。」と言う事なのでしょう。その盲目の方は「どう言う思いを持ったものが自分に近寄って来ているのかが分かる。相手の思...
執筆者 西村 | 2025年04月11日 | 雑記帳
目の見えない方にとっては、「この世は真っ暗闇にしか見えないのか」と言うとそうでもない様です。視力を小さい頃に失ったあんまマッサージをやっている方に、お話を聞いたところ、「手で触っただけで、その人の疲れや精神的な悩み、その人が背負っておられる重荷、人生の苦労などを指先から感じることができる」と仰っていました。「その能力は、あなただから特別持っているのではないですか?」とお聞きしたところ「これは私に与えられた超能力ではないと思います。ある器官が未発達の場合、別の器官が代替として発達してくることはよく知られています。人の身体を触っただけで名...
執筆者 西村 | 2025年04月10日 | 雑記帳
イギリスからメイフラワー号に乗って、アメリカに渡った清教徒たちは、神の子としての使命に燃えて、理想社会を創ろうと建国しました。その甲斐あって、身分や家柄に関係なく、丸太小屋暮らしからでも、リンカーンの様な大統領にまでなる民主主義が確立されました。民主主義は本来、一人ひとりが持っている才能やエネルギーと言ったものを、最大限に開花させると言う素晴らしい面を持っているので「繁栄主義」という言葉で言い換える人もいるくらいです。しかし、繁栄というのは単に自分だけの繁栄というか、利己主義で叶った繁栄ではいけないのであって、神の目から見て「神の栄光...
執筆者 西村 | 2025年04月09日 | 雑記帳
「新エレサレム教会」は18世紀にエマニュエル・スウェーデンボルグの信奉者により設立された教会です。天国と地獄について、かなり詳細で膨大な書籍を残したスウェーデンボルグの教えをキリスト教に取り入れた珍しい教会組織です。この教会が有名になったのは、ヘレンケラーが信仰していたためです。彼女は三重苦を背負いながらも、女性のハーバード大学と言われていたラドクリフ女子大(現在はハーバード大学に統合)を卒業されました。試験も点字で受けたのですが、点字の組み合わせが自分が習っていたヨーロッパ式と違って、アメリカ式で打たれていたので、読んでも分からなか...
執筆者 西村 | 2025年04月07日 | 雑記帳
許認可行政がずっと権限を持っている為に、根本的にこの国の経済を止めていると言うことが、何故わからないかが不思議です。例えば保育所問題。東京都でも他の地域でも「保育所が足りない」と問題になっていますが、認可させていない保育所にまで条件が付き、色々と調査が入るようです。ある方が保育所を新設したいと思い、役所に出向いたところ「内階段と外階段が設置されているか」とか「避難用の滑り台が必要だ」とか、とにかく細かいようです。民間企業であっても、市場原理が働く以上、安全性や内容に問題があったら、潰れて淘汰されていきます。許認可しなくても潰れるものは...