執筆者 西村 | 2025年01月03日 | 雑記帳
「侘び寂び(わびさび)」は外国語にし難い言葉として時々紹介されます。「詫び」は「わびしい」と言う、気落ちした感情から来ていると言われております。「寂び」も「さびしい」を由来とされていて、物悲しい感情を表現しています。「侘び寂び」も漢字で考えてしまうと考えてしまうと解り辛くなりますが、ひらがなや音で考えると、何となくその意味することが分かったように感じられるので不思議です。「わび」には「和日」の意味が含まれ、言い換えると「調和する時間」とも言えます。「さび」は「差日」の意味があり、「違いを感じる時間」とも言い換えられます。つまり「わびざ...
執筆者 西村 | 2025年01月01日 | 雑記帳
いよいよ2025年に入りました!時間差でご覧になっている方もいらっしゃるかと思います。先ずは明けましておめでとう御座います!本年も御愛読のほど宜しくお願い致します。さて今年はどんな年になるでしょう?7月に何かが起きると、SNSとかで盛り上がった時もありましたが、全く何もない方が不思議なので、天変地異も含めた事件事故は必ず起きることでしょう。だからと言って怖がってばかりもいられません。これから人生が長い方が大半なのですから、明日に向かって生きて行くしかありません。また本当に人生を生きていく上において大切なのは「生きていくこと」ではなく「...
執筆者 西村 | 2024年12月24日 | カウンセリング, 雑記帳
どんな国でも、どんな会社でも、どんな組織でも、人数が増えてくると会議が多くなってきます。たった一人だったならば全部自分で決めて、自分で実行出来たのに、2人、5人、10人、100人と人が増える分だけ、意思の疎通と決定を話し合いとかで決めていかないと動かなくなってきます。もちろん、独裁者やワンマン社長であれば「私が決めたこと実行すれば良い」となりますが、それでも部下達は愚痴話も含めて、きっと話合いをします。こうした理由から、そもそも会議は効率が悪いものとなり、本来ならばリーダーが決めたことを実行するだけで良いものが、一旦止まってしまうので...
執筆者 西村 | 2024年12月23日 | カウンセリング, 雑記帳
「差別はいけない」と、どんな国でも組織でも声高に叫ばれていますが、ある意味あまり言い過ぎると怖い面もあるのでは無いかと、私は思ってしまいます。と言うのも、肌の色の差別は行けないと過剰になるばかり「大学には何%かの有色人種を入れないといけない」と規定され、成績の良い人が入学出来ない事態が起きたりもしています。また会社の役員には何パーセントかの女性がいなければ行けない、となって慌てて女性を役職者にしたりする企業もあります。確かに性別や人種、肌の色や出自によってチャンスの不平等が起きるとなると、これは是正して行かなければならない問題だとは思...
執筆者 西村 | 2024年12月22日 | カウンセリング, 雑記帳
とある欧米からの旅行者が、ある国の田舎町に観光で訪れた時のお話です。旅行者は湖で漁を営む若者に話しかけました。「君は一日にどの位の時間、漁に出ているの?」「そうだなぁ。大体4時間くらいかな」「あとの時間は何しているの?」「家に帰って子供と遊んだり、奥さんと食事を楽しんだり、たまに一緒に釣りをしたり、夜は友人とお酒を飲んで踊りまくるのさ。」「そりゃあ、時間が勿体無いね。あと4時間働いて、魚をいっぱい取って売れば、大金持ちになれるのに。」「金持ちになってどうするのさ?」「会社を作って大きくして、株を売って、その儲けで昼間から奥さんとワイン...
執筆者 西村 | 2024年12月18日 | 雑記帳
皆様は中村仁一先生をご存知でしょうか?中村先生は京都大学医学部を御卒業され、ご存命中は仏教会の協力で「病院法話」を毎月開催、1996年からは「自分の死を考える集い」主催されていました。中村先生は「往生したければ医療とかかわるな」と言う著書も出されております。その御著書の中で、医者に対する間違った見解をあげておられます。「医者は病気のことなら何でもわかる」「医者はプロだから自分に一番良い治療方法を教えてくれるはず」「大病院ほど信頼できる医者がたくさんいる」「外科の教授は手術がうまい」「マスコミに登場する医者は名医だ」「医学博士は腕がいい...