追儺

追儺

節分に行われる追儺(ついな)とは、疫病などの災難を追い払うために、鬼を払う儀式のことを言います。大晦日に行われる宮廷の年中行事として始まり、奈良時代頃に日本に伝わりました。追儺の主な特徴は次の通りです。⚫︎方相氏(ほうそうし)が鬼を追い払う。⚫︎桃の弓や葦の矢、桃の杖などで鬼を追いかける。⚫︎陰陽寮が儺祭を行い、方相氏が大声(儺声)を発し、戈で盾を3度打つ⚫︎群臣が鬼を追いかけ、鬼は四門を回り、滝口の戸から逃げ出すこの儀式には桃の木が使われます。ここで、桃太郎のお話を連想された方...
畳の上の水練

畳の上の水練

高僧と言われる方が「悩みは2人で分かてば二分の一、3人ならば三分の一になる。」と仰ることがありますが、死に対する悩みは「人に話をしたからと言って、二分の一や三分の一にはならない。」と思えてしまいます。死に対する不安も含めて人生の悩みの大半は、自分のことに関する悩みなので、基本は自分で解決することが望まれます。なぜなら、その悩みこそ自分が生まれてくる時に決めた「人生の問題集」だから、自分で解かないと魂の成長に繋がりません。心理学を勉強した方や心理カウンセラーが、その人の悩みを聴いて「こうした方が良い。これをするべきだ。」とか言う事が多い...
税金の意味

税金の意味

税金には、課税主体が国である「国税」と、地方公共団体である「地方税」があります。...
愛は優しいだけじゃない

愛は優しいだけじゃない

「人を愛そう。愛を与えよう」としている人は、総じて人が良い優しい方が多いでしょう。でも、愛深き人が優しいだけで弱いと、その人が与えた愛の想いが広がらないこともあります。例えば「この人は、このままだと悪いことをするに違いない」と分かったとしても、人が良い故に、その悪を止める事が出来ないとしたら、それは「分かっていたのに止められなかった」と言う罪になります。このままだと、この人は必ず罪を犯し、多くの人を傷付けると分かっているのであれば、その人の将来のために「そんな事をしてはいけない!あなたの言動でどれだけの人が悲しむのか分かっているのか!...
行ってきます

行ってきます

今年もどこそこで「あけおめ。ことよろ」と言う言葉を耳にしました。「明けましておめでとう御座います。今年も宜しくお願い致します。」の略語ですが、日本語の挨拶には略語が使われていることが多いのです。「行ってきます」も、その一つで「行って参るが必ず帰ってきます」の略語であり、当時は出掛けても、何らかの理由で帰って来ることが難しい時代背景もあり、出かけると言う事自体が命懸けだったのでしょう。戦の時代は勿論ですが、徒歩で移動していた時は途中で怪我をしたり、病気になったりして帰って来られない事もあったのです。「おはようございます」も「お早いお着き...
1.01と0.99の法則

1.01と0.99の法則

1.0は365乗しても、何度掛けても1.0で変わりません。1.0×1.0×1.0×1.0・・・・1.0しかし、1.01になると365乗すると37.78になります。つまりたった0.01の違いで1.0の37.78倍になるのです。それでは0.99の365乗はと言うと、0.025となります。1.0すら切ってしまうのです。毎日0.01の努力を365日続けることで、一年後には約37.8倍の自分に成長できる可能性があると言うことです。例えば、毎日15分間だけでも読書をするとか、ウォーキングするとかでも良いのです。(1日24時間は1,440分なので1...