執筆者 西村 | 2023年06月14日 | 雑記帳
透明なガラスの器の中に、一滴一滴きれいな水を落として行く…この水滴が人生における「経験」だと私は思っております。若い頃の器に溜まっている水は、まだ外から見ても殆ど色が無い綺麗な水だけに見えることでしょう。人によっては、歳を重ねる毎にその器の水が濁り、汚くなってしまう人もいるように見受けられます。しかし、このガラスの器は自分自身でも見る事が出来ないし、他人からも見えないので、自分の器の水が綺麗なのか、なかなか分かりません。それは経験も同じですね。その方がどんな人生を生きてきたのかは一見しても分からないように。「私は法に触れるようなことは...
執筆者 西村 | 2023年06月13日 | 雑記帳
昔は時々お金を拾った記憶があります。しかし、ここ何年はお金が落ちている事を見る事が少なくなったと感じているのは私だけでしょうか。「子供の頃のように下ばかり見ていないから」と言われればその通りなのですが、キャッシュレスの時代となり、お金自体がもしかしたら少なくなって来ているのかも知れません。「お金はグランドに転がっている」と昔の有名野球選手が言ってましたが、今も昔も変わらず、巷に落ちているのは「愛」なのかも知れないと、ふと思ってしまいました。w「今日はどんな人と出逢えるのだろう」「今日は素敵な言葉を伝えられるだろうか」「相手の方は喜んで...
執筆者 西村 | 2023年06月12日 | 雑記帳
笑顔が顔を飾るように、言葉はその人の人格を飾っていきます。暗い言葉ばかり口に出す人は暗い性格になり、明るい積極的な言葉を発する人の周りには人が集まります。古来より言葉は言霊と云われ、とても大切にされてきました。佳き言葉には人生を変える力があります。まるで人生を牽引してくれるように、佳き言葉は佳き人生を歩かせてくれる馬車の馬のようです。佳き言葉を1回発すれば一頭車。2回発すれば二頭車。そんな具合に、佳き言葉を発するほど、その牽引力は増していくようです。...
執筆者 西村 | 2023年06月11日 | 雑記帳
赤ちゃんが笑うと何故かこちらも笑ってしまうほど、その笑顔の赤ちゃん程ではないにしろ、私達も笑顔で向かってくる人には敵意はなかなか向けられません。但し、最近ではニヤニヤして近づいてくる人には変質者も居たりして要注意ですが…w交渉の場において、絶妙なタイミングの笑顔はバズーカ砲に匹敵すると言われています。その笑顔も心から笑わなくては威力半減です。ですので、笑顔を作るときには「心から楽しい、嬉しいと思わなくてはいけない」と言うことになります。ウソの笑顔は大抵は見破られてしまう…と言うお話しでした。...
執筆者 西村 | 2023年06月10日 | 雑記帳
温かい夫婦の間には素晴らしい子供達が育つのは当たり前ですが、愛情の流れ方は決して一方通行ではないとつくづく感じます。「子は親の鏡」と昔から言われていますが、親はいつの時代も「子供の中に自分の似姿」を見つけます。自分の良いところも嫌なところも、子供達の言動から発見してしまいます。でもそれは、子供達から親に対する「愛情表現」だと私は思うのです。子供達が「あなたの反省すべきところはココですよ」と教えてくれていると。だからこそ親子の縁は深くて、親は子供達に「自分達を超える人物になって欲しい」と願うのでしょう。そうして幾世代にも渡り、人々は大い...
執筆者 西村 | 2023年06月08日 | 雑記帳
どんな時であっても、太陽は東から昇り、西に沈みます。厚い雲に覆われて私たちの目には映らなくても、太陽は雲の後ろで輝いています。こうした太陽に対して、ご先祖様は太陽に両手を合わせ拝んでおりました。私の祖母も何かブツブツ言いながら、太陽に手を合わせておりました。ある時、祖母に「なんて言って太陽を拝んでいるの?」と聞いてみると「今日も天地の恵を感謝します。神様の慈悲の想いが、あまねく地上を照らしますように。皆んなが幸せになりますように。と言っているんだよ。」と言って、私の手を握りさすってくれました。その時の祖母の手の温もりと優しい笑顔は今も...