偽我

偽我

偽我(ぎが)とは、蝶に似た蛾のように、本当の自分を知られたら皆んなにガッカリされる自分の事だと思います。だからこそ、他人に嘘をつかないように、自分の心にもウソをついてはいけないのですね。だからと言って、自分の思う通り、ワガママに生きた方が良いと言っている訳ではなく、偽物の自分を作らないように努力すれば良いのではないでしょうか。他人によく思われたい気持ちは誰にでも有るものだから、そこは否定せず、ありのままの自分を見られても恥ずかしくない自分作りをすれば真我(しんが)=「本物の自分」になったと言えるのでしょう。...
平凡人

平凡人

「褒められた時のみ信じ、否定されると恨むというのは真の平凡人」と言う言葉がありますが、私も含めて殆どの人がそうかも知れないですね…人は誰でも褒められれば嬉しいし、否定されれば残念に思います。しかし褒められてウキウキしても、その人の褒め言葉を疑うよりはマシでしょう。また否定されても動じない心は、信念を持って生きている証拠でしょう。平凡人であることは別にいけない事ではないと思いますが、世の中皆んなが平凡人であってはいけない気もします。やはりリーダーとなって上に立つ人には、出来る限り平凡人であって欲しくないと思うのは私だけでしょうか。...
自分を褒め称えるな

自分を褒め称えるな

世の中には本当に素晴らしい才能をお持ちの方が沢山いらっしゃいます。誰しもが何らかの長所を持って生きています。その長所は、ご自分の努力の賜物も勿論あるでしょうが、多くは神様からのギフトであることが大半です。直感力、ずば抜けた記憶力、手先の器用さ、芸術的才能、音楽センス、経営能力、人的掌握力…あげればキリがありませんが、皆んなが一つだったり、複数の才能を持っていたりして、この世の中を住みやすい世界にしようと、その才能に磨きをかけてくれています。しかし、そうした素晴らしい才能も、人々からの称賛を求めるためだけに使われると、その色合いが急にく...
お返しの人生

お返しの人生

「感謝とは努力を続ける者のみに許される喜びである」私はこの言葉が大好きです。毎日毎日、いつ結果が出るとも分からないことに挑戦したり、その結果がどうなるか分からないのに努力し続けることの厳しさ辛さは、他人には分かってもらえません。しかし誰が見ていなくても、誰に褒められなくても、努力し続けて行こうとする気持ちは、自分にだけ向かっていた気持ちがある日突然、周りの人へと目を向けさせます。努力している自分のことを見守り、応援してくれている人が沢山いる事に気付いた瞬間です。すると感謝の気持ちが沸々と湧き上がってきます。「こんな自分を応援してくれて...
愛の原点

愛の原点

「愛の原点は、何かをおねだりする事ではない」とは名言であると思います。「恋人や伴侶になってくれのなら、あなたを愛します」「愛してくれるなら私はあなたを愛します」こんな言葉を時々目にしたり聴いたりしますが、これは「愛する」とは言わないでしょう。愛の原点は「与えること」あなたが〇〇してくれたら、◆◆します。このギブアンドテイク発想では商売と一緒。でも意外と知らないうちに、ギブアンドテイクの愛をやってしまっているものですよね。「それが凡人」と言われればそれまでですが、出来れば「愛を与える側」の人間になりたいものです。世界中に愛を与える側の人...