判断に迷ったとき

判断に迷ったとき

私達は一日の内でも300〜30,000回の判断をしていると言われています。二桁の誤差があるのは、その人の生活や性格に依るところが大きいからだそうです。一日中ぼーっとしてても300程度の決断は下している言う事なので、いかに私達は多くの可能性の中に置かれているかが分かります。でも本当に人生を大きく左右する決断については、その判断に躊躇し、迷うはずです。「Aを選べばメリットはこうだが、Bを選べばデメリットはこうなる。」損益を秤にかける思考回路で決断する事もあるでしょう。しかし物事はそんなに単純に出来ていないので、その損益すら判らないことが大...
知情意

知情意

カウンセリングしていると、「良いお母さんになるための条件がありますか?」と質問される時が結構あるので、そう言う時には下記の様なお話をさせていただきます。善きお母さん「あげママ」になるには「知」「情」「意」(ちじょうい)が必要です。「知」とは「勉強して知識を学ぶことの大切さを教える」と言うことで、「なぜ勉強する事が良い事なのか」を、子供達が納得できる様に分かりやすく何度も伝える事が大切です。「情」とは「他人に対する優しさや、人間関係の付き合いの大切さを教える」事です。勉強ばかり出来ても、人の輪の中に入れなくて孤立してしまったら、孤独な人...
厄祓い

厄祓い

昔から世界中には「お祓い」「厄祓い」「邪気払い」などの風習が残っております。クリスマスツリーに柊が使われるのも「邪気を寄せ付けない生命力を持つため」に使われ始めたとも言われています。日本でも松の木は、クリスマスツリーと同じような意味で魔除けに使われることもあります。また「おにぎり」は「鬼切り」から来ているとも言われ、鬼や敵に米の塊を投げつける事で、追い返す効果があるとされていました。今では、乾杯に変わる言葉として復活しつつある「弥栄(いやさか)」は「永遠の栄えを祈る」という意味もありますが、「嫌坂」という「下らない」という意味もあり呪...
運、鈍、根

運、鈍、根

「今年は運が向いてくるように」と、初詣で神様にお願いをした方も多いことでしょう。運が良い人達は必ずと言って良いほど「運、鈍、根」(うん、どん、こん)の三つを大切にされているようです。運は「運ぶ」とも書きますが、まさに運は人が運んで来てくれる事が殆どなので、成功者は自分の事よりも他人に良き事をしてあげようとします。鈍は「鈍い」とも呼ぶように、鈍感になることです。失敗やミスにこだわり、いつまでもクヨクヨするよりは「失敗しちゃったね。失敗の理由は分かったから今度は大丈夫!」という感じで、あっけらかんと、ミスの対してあっさりしている方が運を呼...
ハードルを上げているのは?

ハードルを上げているのは?

自分で自分に対して鞭打つような努力は行き過ぎなければ良いのですが、あまりに自己評価が高過ぎると、自分で自分をダメにしてしまうケースも多々あります。昔、同じ職場に新入社員が入ってきた時、全従業員の前での紹介が「この人は一流大学を卒業し、資格もいっぱい持っている優秀な前途有望な男性です」とアナウンスされました。確かに優秀そうでしたが、入社初日に簡単な仕事を任されて、その仕事をこなすのにかなり手間取り、先輩社員から「今日はもう帰って良いよ。明日にすれば良いから」と言われたにも関わらず、残業してまでその仕事をこなしました。次の日に彼が会社に来...