執筆者 西村 | 2024年08月31日 | カウンセリング
世の中には自分の事を持ち上げて、他人をバカにする人が時々いますが、彼らは必ず人生の中で惨めに落ちていく時を味わいます。その時に反省すれば、また立ち直ることも出来ますが、反省出来ない場合はそこから下へと、また落ちて行きます。逆にバカにされる人ほど成長し易いと、多くの方々の相談に乗っていると心の底から思います。最初はバカにされた事を悔しがって辛い思いもしますが「何故そんな風にバカにされたのか」を考えた人は、そこから自分を変えようと進化して行きます。バカにされたことを鵜呑みにして沈んで行く人もいますが、これではバカにした人の思う壺です。「あ...
執筆者 西村 | 2024年08月30日 | カウンセリング
「沁々」と書いて「しみじみ」と読みます。心の中に、想いの水が沁み渡るように浸透して行くさまを、良く表している漢字ですね。本当に私達にとって大切なことは、心の中にじわじわと沁み渡るように浸透していきます。そうでない事は心の表面を滑るように流れて去って行きます。他人の悪意ある一言を、心の中に沁み渡らせてはいけません。彼らが何気なく言ったかも知れない言葉で、あなた自身の心を傷つける事は、自傷行為と同じこと。同じように、あなたの言葉で他人の心を傷付けても行けません。言葉を選んで発するのは、大人のマナーであり教養です。子供は言葉を選べません。だ...
執筆者 西村 | 2024年08月29日 | 雑記帳
本来、人間には自然治癒力が備わっていますので、大抵の病気は自分自身で治す事が出来るとされてきました。しかし現代人は自分自身の治癒力よりも、薬や手術の方を信じるようになり、その力が衰えてしまっていると言われております。もともと薬は体の中で起きた不調和を整えるためのツールの一つとして、大昔から利用されてきました。今でも現代科学から離れている地域では、植物などを煎じて薬として利用していますし、呪術師や祈祷師が病気の治療にあたっているところも存在しています。今もこうしてその地域の人達が存続し暮らしているところをみると、現代医療が無くても生きて...
執筆者 西村 | 2024年08月28日 | カウンセリング
日本人やお隣の国が、他の国々の人達から不思議がられる事の一つに「無神論」があります。「信仰している宗教はありません」と答える日本人は、8割を超えていると言うアンケート結果もあるぐらいです。しかしお隣の国はもっと高く統計上では9割を超えます。何故なら国自体が宗教に対して寛容でないためだと言われています。ところが、お隣の国の人達と日本人には同じ無神論国でありながらも大きな違いがあります。日本人は無宗教と言いながらも、初詣やクリスマス、ハロウィンを楽しんだりします。心のどこかに「神様が見ているから悪いことをしてはいけないよ!」と言うお爺ちゃ...
執筆者 西村 | 2024年08月27日 | カウンセリング
「人は皆んな『ジキル博士とハイド氏』と変わらない。」と言った方がおりました。彼は何が言いたかったと言うと「結局、人には長所と短所があるので、時には良き人のであるが、悪い人の時もある。二面性があるから面白いのさ。」と。「付き合った当初はあんなに優しかったのに、結婚した途端に皇帝のような暴君になってしまった。」なんて話はよく聴きます。笑でもこれは他人事ではなく、私も皆様も似た様な所はあると思うのです。こうした陰陽的な極端な思考が心の中に存在するからこそ、お互いに打ち消し合いバランスが保たれる事もあるのです。恨みには感謝。怒りには優しさ。恐...